...フラフラと立上ると...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...妙にフラフラしているじゃないか」「…………」「丁度いい...
江戸川乱歩 「疑惑」
...定職もなしにフラフラしていると...
戸坂潤 「社会時評」
...もしそんな思い思いにフラフラしていることが人心不安の意味なら...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...足許(あしもと)がフラフラして...
中里介山 「大菩薩峠」
...フラフラッとなるかも知れませんよ」「呆(あき)れた野郎だ」二人は橋を渡って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...フラフラと倒れてしまいました...
野村胡堂 「笑う悪魔」
...そんな恰好でフラフラ横浜なんか歩かないでちょうだい...
久生十蘭 「だいこん」
...すつかりフラフラになつて足許が怪しいので...
牧野信一 「競馬の日」
...思はずフラフラすると先生は堪らぬ罵聲を擧げて鞭を鳴らした...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...それでフラフラと汽車に乗ったのよ...
三好十郎 「樹氷」
...フラフラ戸口を出て行く)金吾 敏行さん! そんな...
三好十郎 「樹氷」
...フラフラはしない...
三好十郎 「胎内」
...他の二人は転んだりしながらもフラフラ行くが...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...――(フラフラする歩きつきで奥の出入口へ)欣二 いいんです...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...高い熱のためにフラフラ致しますのを構わずに...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...とにかく吸い寄せられるようにフラフラとなったAは...
夢野久作 「キチガイ地獄」
...フラフラしながら扉(ドア)にぶつかった...
夢野久作 「超人鬚野博士」
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