...ぶらりとやって来てそれを飲んで酔うのを楽しみにしているのと知り合いになりましてね……そいつの人生観(ライフ・フィロソフィー)がばかにおもしろいんです...
有島武郎 「或る女」
...もし最後の疑問を決定してしまったならそれはドグマであってフィロソフィーでなくなってしまうと...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...身辺の些事(さじ)に関するたわいもないフィロソフィーレンや...
寺田寅彦 「柿の種」
...深刻なモラールやフィロソフィーなどの薬味がきき過ぎて...
寺田寅彦 「自由画稿」
...そこから理屈(フィロソフィー)が生まれたり教訓(モラール)が組み立てられたりする...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...モーラル・サイエンス又はモーラル・フィロソフィーとして(普通之を不当にも倫理学と呼んでいるが)発達して来たのであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...代助は固(もと)よりこんな哲理(フィロソフィー)を嫂に向って講釈する気はなかった...
夏目漱石 「それから」
...人生に対する自家の哲学(フィロソフィー)の根本に触れる問題に就いて...
夏目漱石 「それから」
...それについてそれをフィロソフィーにしよう――それをまあこじつけてフィロソフィーにして演説の体裁(ていさい)にしようというのです...
夏目漱石 「模倣と独立」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??