...ピンピンしているどころか...
海野十三 「柿色の紙風船」
...元のピンピンした身体に縫いあげられる世の中では...
海野十三 「一九五〇年の殺人」
...抱えられまいと蝦(えび)のようにピンピン跳ねまわった...
海野十三 「蠅男」
...獲物の魚が銀いろにピンピン跳ねる...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...熊はどんなだえ」「おかげでピンピンしていますよ」「それはまあ...
中里介山 「大菩薩峠」
...こうしてピンピンしている以上...
中里介山 「大菩薩峠」
...お前が頼みだピンピンやらかせあとの奴等は頼むに足らない玄蕃(げんば)の水汲み読書が足らない漢字ばかりじゃ叶(かな)わぬ世の中翻訳本でも見たらばよかろう平岡丹州...
中里介山 「大菩薩峠」
...ピンピンしていてみねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私が別れる時はピンピンして居たあの五左衞門が――」お篠の言葉は半分述懷になつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眼が廻るほどピンピンする...
長谷川時雨 「西洋の唐茄子」
...ピンピン昔っぽい月琴をひゞかせていた...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...ピンピン跳ね出した...
原民喜 「雲雀病院」
...ピンピンしてゐるのであつた...
原民喜 「星のわななき」
...○カミエビ、チンチンカヅラ、ピンピンカヅラ、メツブシカヅラ、ヤブカラシ(同名がある)、ハクサカヅラ、ウマノメ、ヤマカシCocculus trilobusDC.(=Cocculus ThunbergiiDC.)これを木防已にあてているが中らない...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...本のネがピンピンでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...けれどもなおピンピン動いて・息をしている・女たちは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ピンピン凍りつくような二月の或る朝お松は洗礼を行った...
矢田津世子 「反逆」
...ツイ今しがたまでピンピンしていたマダムの竜子が...
夢野久作 「継子」
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