...この年少記者はある人々からは英雄(ヒーロー)の一人(ひとり)とさえして崇拝された...
有島武郎 「或る女」
...まずいかにしてヒーローとヒロインを「紹介」すべきか...
寺田寅彦 「映画芸術」
...またミッキーマウスやうさぎのオスワルドやあるいはビンボーなどというおとぎ話的ヒーローを主題とした線画の発声漫画のごときものがある...
寺田寅彦 「映画芸術」
...人夫がヒーローの帽子を失敬しようとする点まで全く同工異曲である...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...そう思ってこの馬のヒーローを見ていると実に愉快である...
寺田寅彦 「映画雑感(3[#「3」はローマ数字、1-13-23])」
...漫画のヒーロー「あわてものの熊(くま)さん」ばかりではない...
寺田寅彦 「錯覚数題」
...それをこちらから遠眼鏡で見ると面中(かおじゅう)がきずだらけで有馬だの鍋島だのの猫騒動のヒーローを思い出させるような物すごい形相(ぎょうそう)になっている...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...ヒーローを首肯(うけが)わない世においては...
夏目漱石 「創作家の態度」
...英雄(ヒーロー)の流行(はやり)廃(すたり)はこれ程急劇なものである...
夏目漱石 「それから」
...英雄(ヒーロー)とはその時代に極めて大切な人という事で...
夏目漱石 「それから」
...英雄(ヒーロー)に対しても現金である...
夏目漱石 「それから」
...忽(〔たちま〕)ちヒーローとして青年から目されるやうになつた...
夏目漱石 「点頭録」
...詩人にとっての「英雄(ヒーロー)」であるにすぎない...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...反キリストや反道徳の痛快なヒーローとして...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...さあ私は人魚抱きしめておくれ私の新らしい恋人よ船に置忘れた可愛い水夫の夢もあつたが私のことづけは白い鴎に―いゝ情人が出来ましたあゝ私はうらぶれた人魚遠くい遠くい飛んだ鴎よかへつておいでヒーロヒロ―やつぱり淋しく候―悲しく候―青い人魚は死んでしまひ候...
林芙美子 「蒼馬を見たり」
...未だヒーローの名前が定らないの...
牧野信一 「ゾイラス」
...ヒーローの本元も江戸ッ子の英雄には兜(かぶと)を脱いだ...
山本笑月 「明治世相百話」
...スッカリ英雄(ヒーロー)扱いにされてしまった...
夢野久作 「幽霊と推進機」
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