...ヒョウのようにきらきら光る目で...
江戸川乱歩 「大金塊」
...護境軍団代表ヒョウドロフ大佐...
林不忘 「安重根」
...ネズミタケ、コームケ、カワタケ、オヒョウ、ブナモタセ、スズメタケ……ブナモタセやハンノキモタセなどいう、「もたせ」(もとあし)の類は、いずれも長柄の傘なりの、美しい、いかにも菌らしい形をした菌で、風味もすこぶるいい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...オヒョウに至っては少しく物騒である...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...または空のフラスコ形のヒョウタンがつけられ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...「ヒョウタンには...
野村胡堂 「胡堂百話」
...「ヒョウソになる性(たち)だから...
長谷川時雨 「木魚の顔」
...エモノを見附けたヒョウが...
三好十郎 「冒した者」
...これがいつの間にか何々ヒョウと言うような音読になった...
柳田國男 「地名の研究」
...ヒョウはその住地から来た名称ではなくて別に由来があるらしく...
柳田國男 「地名の研究」
...これまた右のヒョウと関係するところがあるか...
柳田國男 「地名の研究」
...少なくともヒョウが他地方における峠に近いものを意味することだけは疑いがなかろうかと思った...
柳田國男 「地名の研究」
...東北地方で寄生木(やどりぎ)をヒョウというのもホヤの転訛という説はあるが根原は同じかと思っている...
柳田國男 「地名の研究」
...すなわちヒョウの必要はまず存し...
柳田國男 「地名の研究」
...明らかにその地点が上総のいわゆるヒョウすなわち地境なることを語るのである...
柳田國男 「地名の研究」
...しかし啼声のヒョウロローは赤ショウビンでなければならない...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...いくらでもそのヒョウタンへ入るのだ...
柳田国男 「雪国の春」
...そうしたサ中にも仁三郎一流のヒョウキンな批判を忘れないところが正に古今独歩と云うべきであろう...
夢野久作 「近世快人伝」
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