...ロックやヒュームやカントには多少の耳を借しても...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...例えばスミスの先輩D・ヒュームの A Treatise of (on) Human Nature の如き...
戸坂潤 「科学論」
...人間悟性(之に就いてはホッブズ・ロック・バークレー・ヒューム・それからカント達が一様に論じ立てた)の人間社会発達に於ける役割を...
戸坂潤 「啓蒙の現代的意味と役割とについて」
...ヒュームは進歩の観念をも拒否する...
戸坂潤 「読書法」
...ヒュームは或る個所で自分のカトリック主義が一見唯物論に近く見えるが...
戸坂潤 「読書法」
...そうでない限り主観相互間の便宜的な約束乃至習慣(D・ヒューム)かそれとも先天的な約束(カント)にでも持って行く他はあるまい...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...ヒュームの所謂懐疑論なるものは...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...一七五〇年ごろから百五十年もさきに商業的体制をととのえたイギリスからヒュームの懐疑論が...
中井正一 「美学入門」
...「ヒューム=ヴォルテール的」な「知的経験的実験主義」と「プロチヌス=ベーメ的」な「意志的実践的非合理主義」は共存しながら相剋していたのである...
中井正一 「美学入門」
...思惟の範疇といふものをヒュームが習慣から説明したのは...
三木清 「人生論ノート」
...思惟(しい)の範疇(はんちゅう)というものをヒュームが習慣から説明したのは...
三木清 「人生論ノート」
...ロックやヒュームは人間精神の本性について研究したのであって...
三木清 「哲学入門」
...このようにヒュームは物の因果関係の知識も習慣に基く信仰に過ぎぬと論じた...
三木清 「哲学入門」
...それでイギリス史についての大作をなしたヒュームも自伝については最も簡単に記す道を選んだのである...
三木清 「日記と自叙伝」
...そこでヒュームは次のやうに説明する...
三木清 「認識論」
...ヒュームの主著は『人性論』(A treatise of human nature, 1739―1740.)...
三木清 「認識論」
...」ヒュームにとつて歴史は人間の認識のための心理學的材料の供給される場所である...
三木清 「歴史哲學」
...これはヒュームの言葉を用ゐれば歴史に於て何等の擴大も受けないのである*...
三木清 「歴史哲學」
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