...見ろい、イフヒムの奴を...
有島武郎 「かんかん虫」
...イフヒムと云うのはコンスタンチノープルから輸入する巻煙草の大箱を積み重ねた蔭に他の労働者から少し離れて...
有島武郎 「かんかん虫」
...独りイフヒムは妙に私の注意を聳やかした一人であった...
有島武郎 「かんかん虫」
...屹度イフヒムの大きな夢でも見て居る様な眼にぶつかったものである...
有島武郎 「かんかん虫」
...イフヒムは見た通りの裸一貫だろう...
有島武郎 「かんかん虫」
...それでもイフヒムとカチヤが水入らずになれ合って居た間は...
有島武郎 「かんかん虫」
...イフヒムの方は己れが引き受けた...
有島武郎 「かんかん虫」
...イフヒムの野郎が颶風(つむじ)の様に駆け込で来やがった...
有島武郎 「かんかん虫」
...イフヒムの奴も太腐れて居やがる癖に...
有島武郎 「かんかん虫」
...イフヒムの奴、黙っちゃ居無え筈だ...
有島武郎 「かんかん虫」
...舳に眼をやるとイフヒムが居た...
有島武郎 「かんかん虫」
...この鉱石を沢山に産出するボヘミヤのヨアヒムスタールという鉱山に...
石原純 「キュリー夫人」
...斎火武主比(イムヒムスビ)ノ神...
高木敏雄 「比較神話学」
...そうしてその降られた土地がヒムカ(日向)とせられたために...
津田左右吉 「建国の事情と万世一系の思想」
...この人の所へある日遠方の富裕な地主イブラヒム・ベグ・ハジからの手紙をもった使いが来て...
寺田寅彦 「自由画稿」
...その後この歯医者がカシュガルに器械持参で出かけるついでの道すがらわざわざこのイブラヒム老人のためにその居村に立ち寄って...
寺田寅彦 「自由画稿」
...後を顧みれば馬士(まご)のイブラヒム君土耳其帽を横ちよにかぶり...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...ヨアヒムの紹介で...
野村胡堂 「楽聖物語」
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