例文・使い方一覧でみる「ヒステリカル」の意味
スポンサーリンク...妻にヒステリカルな素質があると云う事でございます... 
芥川龍之介 「二つの手紙」
...妻のようにヒステリカルな素質のある女には...
芥川龍之介 「二つの手紙」
...葉子は自分にもわけのわからない涙を目にいっぱいためながらヒステリカルに笑い出すような事もあった...
有島武郎 「或る女」
...十号の五或る日瀬戸物のぶちわれる音がした同時に女のヒステリカルな叫び声が壁を突き抜いた「ナナナナナントスンベこん畜生よオたった五つしか無い茶碗三つ壊しやがってよオ」どすんどすん蹴り飛ばす音がして「カンニンシテヨオ」の幼き者の声がした...
猪狩満直 「炭坑長屋物語」
...ホホホホ」嫂がヒステリカルに高い声をあげて笑いました...
海野十三 「赤耀館事件の真相」
...再び以前の様にヒステリカルな雰囲気に戻ったとの事――等々が...
大阪圭吉 「とむらい機関車」
...ヒステリカルであった...
大阪圭吉 「花束の虫」
...ちとヒステリカルじゃ」答えなかった私は這々のさまで...
「草藪」
...男よりも女――のほうがどうもヒステリカルな残忍性に富んでるとみえて――が多いことは...
谷譲次 「踊る地平線」
...しかしさうした女のヒステリカルな感情が...
田山花袋 「道綱の母」
...女がヒステリカルに振舞つた美しいその態度は...
田山花袋 「道綱の母」
...ヒステリカルに彼を呼んで白い手を伸ばした...
徳田秋声 「仮装人物」
...ヒステリカルに痙攣（けいれん）させながら...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ヒステリカルに光って...
直木三十五 「南国太平記」
...何処かヒステリカルな痙攣に聞えた...
北條民雄 「月日」
...「そんなにヒステリカルになつちや仕様がないぢやないか...
水野仙子 「脱殼」
...ヒヒヒハハハホホホホホホホホホホホ……」その甲走（かんばし）ったヒステリカルな声は...
夢野久作 「暗黒公使」
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