...第二の自動車がパンクしたらしく...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...自動車パンク、そしてガソリン発火、こんな山村にもこんな事件が起つた、そして狂人、そして死人...
種田山頭火 「行乞記」
...変電所の鉄骨ががつちり直角形(改作)・さういふ時代もあるにはあつた蝉とる児のぬきあしさしあし・暑さきはまり蝉澄みわたる一人・ゆふべはよみがへる葉に水をやる・山はゆふなぎの街は陽のさす方へ・炎天まつしぐらにパンクした(自動車)逸郎君に・百合を桔梗に活けかへて待つ朝風・ちつともねむれなかつた朝月のとがりやう・夜あけの風のひえ/″\として月草ひらく七月二十七日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...そのあと聖(セント)パンクラス・ホテルで朝食を取る手はずでした...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「同一事件」
...一臺はパンクした...
戸川秋骨 「道學先生の旅」
...オルソクロマティック・フィルムとパンクロマティック・フィルムを重ねあわせて同時露出する方法のこの色彩映画が...
中井正一 「色彩映画の思い出」
...この頃のように速いパンクロマチックの乾板の得られなかった当時ではなかなか容易な業ではなかった...
中谷宇吉郎 「線香花火」
...こういうことだけはパンクチェアルに...
西尾正 「放浪作家の冒険」
...汽船のもつ最大の利益――パンクチュアリティ――を大方の顧客に提供することができる...
服部之総 「黒船前後」
...時間観念欠乏症(インパンクチュアリスト)の代表のような方で...
久生十蘭 「キャラコさん」
...一本か二本パンクするだけだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...もうすこし経つと咲枝パンクで入院ですから人手たりなくなるし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ああちゃんはまだパンクしないで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...『改造』に外国のそれぞれの権威から寄稿したものは前記のほか、フッサール、リッケルト、ゴンパース、シドニー・ウェッブ、カウツキー、コール、パンクハースト、ヘイウッド、バルビュッス、ハヴェロック・エリス、ベルンシュタイン、ゴールキー、胡適、クローデル、トロツキー、タゴール、ヨッフェ、ロマン・ローラン、ウェルズ、レーデラー、ピリニャーク、チャプリン、ムッソリニ、チャーチル、パンルヴェー、バーナード・ショウ、魯迅、プリボイ、等々燎爛をきわめている...
山本実彦 「十五年」
...いくらか残っていた自画自讃みたような気もちまでもパンクしてしまったばかりのところなので...
夢野久作 「所感」
...一時にパンクしてしまって...
夢野久作 「暗黒公使」
...魂がパンクする事を私は生れて初めて経験した...
夢野久作 「暗黒公使」
...よく私の心臓がパンクしなかった事と思う...
夢野久作 「冥土行進曲」
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