例文・使い方一覧でみる「パッと」の意味
スポンサーリンク...というのが、焼山（やけやま）の下で、パッと一くべ、おへッつい様を燃（も）したも同じで、山を越しちゃあ、別に騒動も聞えなかったんでございますが、五日ばかり前に、その温泉に火事がありました... 
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...「おお」兄はパッと目を見開きました...
海野十三 「崩れる鬼影」
...お前の顔をよく見ろ！」パッと懐中電灯が...
海野十三 「俘囚」
...パッとカーテンをまくると...
江戸川乱歩 「サーカスの怪人」
...パッと煙をだして...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...パッと目をひらきました...
江戸川乱歩 「大金塊」
...ならば手柄に追蒐（おっか）けてみやがれ」群集がパッと散って開いてくれた道を...
中里介山 「大菩薩峠」
...パッと飛び立ってしまう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...パッと飛込（とびこ）んだ美奈子は...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...物凄い口をパッと開けました...
野村胡堂 「古銭の謎」
...ほの白い顔が灯（あかり）の側にパッと咲いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...水のなかに浸って死んでいる子供の眼はガラス玉のようにパッと水のなかで見ひらいていた...
原民喜 「鎮魂歌」
...二十分たつとパッと来たのでやる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...北野劇場の前売あんまりパッとしないことをきいて心配...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...返事もせずにパッと飛上って...
三好十郎 「斬られの仙太」
...パッと前のめりに雪の中に顔を突込んで倒れる...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...パッと風を切って卜斎の頭上（ずじょう）にふりかぶられた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...パッとかけはなれて...
吉川英治 「神州天馬侠」
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