...バランスも、方向も考えません...
モーリス・ルヴェル 田中早苗訳 「或る精神異常者」
...却って全体をアンバランスにし...
外村繁 「日を愛しむ」
...そのアンバランスがひどく好色的に見える...
外村繁 「澪標」
...それでは俺に恋は出来ないお前を知る前既にお前の今後発見することを発見しつくしてゐたから一つの菓子を二人とも好んではゐない一人は大好きで一人が嫌ひです菓子と二人との三角関係菓子は嫌ひな一人からヤカレて仕合せ者だ一番平凡なバランスの要求だのに何故そのバランスが来ないのか髪油の香が尚胸に残つてゐる煙草の香が胸に残つてゐるかしら蛙が鳴いて一切がオーダンの悲哀だ...
中原中也 「(成程)」
...微妙なバランスを操つる……一年の大半を...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...生命そのものはバランスにあり...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...――彼は蝋燭のバランスを膝の上でとり...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...張力のバランスの破れたところに...
久生十蘭 「白雪姫」
...ヒューマニティーそのもののバランスを失っているところのある...
宮本百合子 「傷だらけの足」
...この甘ったれたさと精神の緊張力とは比例的で互のつよさでバランスしている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...神経にのこされている緊張と光線のバランスとが在る方がいいと見えます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...他方にバランスをとり戻して来て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...其には自転車をのりまわしていてスピードに恐怖しないこと、バランスの馴れ、などで上達著しい由です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そしてそれよりも何千倍もグロテスクで恐ろしいアンバランスが...
三好十郎 「アメリカ人に問う」
...鍔(つば)から切尖(きっさき)までのバランスがとれていない...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...それは私本太平記の途上ではいたずらな構成のアンバランスになりかねないのだ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
...どこかバランスがとれていないといった程度の一病はあった方が...
吉川英治 「随筆 新平家」
...こうして平衡(バランス)をとりながら歩行するじゃろう...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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