...アルコールをカルモチンやアダリンの代用とするのはバツカスに対して申訳ないが...
種田山頭火 「行乞記」
...今の人の手にする文學書にはーナスとかバツカスとかいふ呑氣(のんき)な名前は餘(あま)り出て來ないやうです...
夏目漱石 「『傳説の時代』序」
...日本で云ひ慣(な)らされたバツカスとかーナスとか云ふのは英吉利(イギリス)讀(よみ)にされたと見えますから其邊(そのへん)は一寸(ちよつと)讀者に注意して置いて遣(や)らないと惡いだらうと思ひます...
夏目漱石 「『傳説の時代』序」
...バツカスの御意に触れたかと思はれる程日毎に迎へようとする酒が味気なかつた...
牧野信一 「熱い風」
...バツカスの灌奠祭を行ふた時の余興の仮装舞踏会に...
牧野信一 「歌へる日まで」
...その幾部分かをサイパンの箱へ投げ入れてバツカスを祈つた...
牧野信一 「酒盗人」
...さうなんだけれど――オリシスといふ若者は酒神(バツカス)を信仰し過ぎて...
牧野信一 「黄昏の堤」
...バツカスの信仰者なんて――」「ぢや...
牧野信一 「黄昏の堤」
...バツカスだなんて!」冬子は機嫌を損じて彼の腕を打ち払つた...
牧野信一 「黄昏の堤」
...パン、ユターピ、カライアーピ、バツカス、エラトー、ユレーニア等々と、山羊脚を真似、葡萄の房をかむり、狐頭(ガラドウ)や犬頭(アヌビス)、星の倅、恋の使者、雲の精と、とりどりの扮装を擬した行列が、手に手に携へた羊角型の酒壺(ジーランド)を喇叭と鳴し喇叭呑みの乱痴気騒ぎに涌き立つて、バラルダの音に足並みそろへるおもむきは、恰も私達の天狗の太鼓隊につゞいて、おかめ、ひよつとこ、翁、鬚武者、狐、しほふき等々の唐松村の仮面劇連が辻々の振舞酒に烏頂天となつて、早くも神楽の振りごとの身振り面白く繰り込んで来る有様をそのまゝ髣髴とさせる概であつた...
牧野信一 「バラルダ物語」
...山羊脚の気焔も鬼の涙もバツカスの踊りも...
牧野信一 「真夏の夜の夢」
...呪はれたる樽野は自分の――バツカスを讚ゆる歌に決め通してゐた醜態が見事に裏切られる愉快と恥を覚えた...
牧野信一 「円卓子での話」
...「野獣の血潮」「Burning Knight」「バツカスの王冠」「ネロの盃」「キング・オヴ・キングス」「南方の魔術師」――などゝいふやうな印の壺が並んでゐるが...
牧野信一 「山彦の街」
...酒注台(さけつぎだい)の背後の壁に恭々しく祭つてあるバツカスとイダーリアの肖像画で...
牧野信一 「山彦の街」
...先づバツカスの額に向つて敬礼をした後に...
牧野信一 「山彦の街」
...恋人と同名のシツダルがバツカスの肖像画の下で朝の祈りに余念のない姿が見えた...
牧野信一 「山彦の街」
...飲め/\/\バツカスの葡萄の冠へ歓喜の酒を噴水のやうに浴せろ...
牧野信一 「山彦の街」
...此処(ここ)にある両幀(てい)の内の「バツカスの興宴(きようえん)」の超脱して居るのを観て初めて此(この)大画家が好きに成つた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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