...英、米の学者では主としてベンサム、ミル、スペンサー、シジュウィック、リュイス、バショー、バックル、ラバック...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...それから考えるとなんらかの原因でこの留めの銅線が切れてタンバックルが抜けたために補助翼がぶらぶらになったことが事故の第一歩と思われた...
寺田寅彦 「災難雑考」
...そこで今度は現品と同じ鋼索とタンバックルの組み合わせをいろいろな条件のもとに週期的に引っぱったりゆるめたりして試験した結果...
寺田寅彦 「災難雑考」
...又バックルやテーヌの場合)...
戸坂潤 「科学論」
...之は他の点を論外とすれば、H・テーヌ的な「批評」であり、バックルや、一頃のルナンなどに類縁を持つことを否定出来ないので、所謂「科学的」批評(本当はあまり科学的ではないのだが)の流れにぞくする...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...之はバックルでなくてはならぬだろうと思った...
戸坂潤 「読書法」
...白揚社新版のミーチン・イシチェンコの『唯物論辞典』にも矢張りバックルがボークルとなっているから...
戸坂潤 「読書法」
...ほとんど……たとえばバックル(イギリスの文明史家...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...果して鋼索の張力を加減する螺子(タンバックル)が離脱していた...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...タンバックルが抜け...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...タンバックルが抜けることがわかった...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...前もって避難するんだ! ああ! 私はまだ銀のバックルを持っていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ほかにバックル、コルセットの鉄骨などがあった...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...バックルのついた爪さきの平たい靴をはいている...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...前面に黒い大きな留金(バックル)が附いている...
牧逸馬 「土から手が」
...「――本当にもういらっしゃらないのかしらん」訴えるような声で云いながら徳山須賀子が自分の席から三田がしめていると同じ木彫りの丸いバックルをつけている細い胴をねじって...
「海流」
...バックルのすこしいいのをあげようと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...バックルはいつだったかデパートで多賀ちゃんと見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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