...バックルの『文明史』...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...英、米の学者では主としてベンサム、ミル、スペンサー、シジュウィック、リュイス、バショー、バックル、ラバック...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...(間)あんたはバックル(訳注 十九世紀イギリスの文明史家)を読んだことがありますか? (間)じつはね...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...それから考えるとなんらかの原因でこの留めの銅線が切れてタンバックルが抜けたために補助翼がぶらぶらになったことが事故の第一歩と思われた...
寺田寅彦 「災難雑考」
...之は他の点を論外とすれば、H・テーヌ的な「批評」であり、バックルや、一頃のルナンなどに類縁を持つことを否定出来ないので、所謂「科学的」批評(本当はあまり科学的ではないのだが)の流れにぞくする...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...白揚社新版のミーチン・イシチェンコの『唯物論辞典』にも矢張りバックルがボークルとなっているから...
戸坂潤 「読書法」
...ほとんど……たとえばバックル(イギリスの文明史家...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...バックルの生きていた時代であるのだ...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...果して鋼索の張力を加減する螺子(タンバックル)が離脱していた...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...タンバックルが抜けることがわかった...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...前もって避難するんだ! ああ! 私はまだ銀のバックルを持っていた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ほかにバックル、コルセットの鉄骨などがあった...
久生十蘭 「淪落の皇女の覚書」
...バックルのついた爪さきの平たい靴をはいている...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...前面に黒い大きな留金(バックル)が附いている...
牧逸馬 「土から手が」
...歴史學を科學の位置に高めるために因果的方法によらうとしたバックルなどの見解に對し解釋學的見方の勝れた點は...
三木清 「歴史哲學」
...バックルのすこしいいのをあげようと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...バックルはいつだったかデパートで多賀ちゃんと見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...林町の銀のバックルとともに大いに光彩を添えました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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