...尚その命令書には『追(おっ)テ後日(ごじつ)何等カノ命令アルマデハ本件ニ関シ総指揮官部へ報告ニ及バズ』と但書(ただしがき)を書くから...
海野十三 「独本土上陸作戦」
...不忍池池の名は「シノバズ」なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...「此術ハ一金ヲ他金上ニ沈着セシムル者ニシテ金銀銅鐵石木ヲエラバズ――ソノ上ニ彫刻スル所ノ者ニ銅ヲ着カシメコレヲ剥キテ其形ヲ取リ――」と...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...右の四十男がズバズバと...
中里介山 「大菩薩峠」
...ここにその淫乱後家の情事をズバズバとすっぱぬいているこの四十男も...
中里介山 「大菩薩峠」
...思ったところをズバズバ言うからね...
中里介山 「大菩薩峠」
...疲れ果てた身体を固い竹の床(ゆか)の上に横たえて眠る――パラオ語でいえばモ・バズ...
中島敦 「南島譚」
...シュッシャニオヨバズ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...彼等は初めの中こそアバズレであったが...
松永延造 「職工と微笑」
...小刀逆手(さかて)にズバズバと細首を掻(か)き切って了いました...
三上於兎吉 「艶容万年若衆」
...バズーカ砲、F86F、ミグ15型...
山川方夫 「その一年」
...僕の所を煩悶解決所と心得て一人で喋舌って帰るのでね」なぞとズバズバやるので...
夢野久作 「近世快人伝」
...「日比谷のコートです……しかし何か御用ですか」「ウン……チョット来てもらいたい事があったからね」「僕にですか」「ウン……大した用じゃないと思うが……」「そうじゃないでしょう……何か僕に嫌疑をかけているのでしょう」……平生の通りズバズバ遣(や)るに限る……と予(かね)てから覚悟していた決心が...
夢野久作 「冗談に殺す」
...大まかに欲しいものをズバズバと切らせている様子...
吉川英治 「江戸三国志」
...一々参府(サンプ)ニ及バズ...
吉川英治 「私本太平記」
...葬礼ノ場ニハ秀吉分国ノ徒党ハ云フニ及バズ...
吉川英治 「新書太閤記」
...コノ由ヲ告ゲ申サルルニモ及バズ...
吉川英治 「新書太閤記」
...『あのくらいな悪党になると思い切って真実の事をズバズバ云うものだ...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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