...一種の一定のハーモニーと順序で...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...その音には何ともいへないハーモニーがある...
種田山頭火 「其中日記」
...また歌のキャラクテールに和声(ハーモニー)を入れておいた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の痙攣(けいれん)的な和声(ハーモニー)は心情の乾燥と思想の空粗とをごまかそうとしたものである...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてある珍しい和声(ハーモニー)の箇所になると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ある楽譜の中に展開する一連の和声(ハーモニー)に名前を与え得ると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...律動(リズム)を創作しにでも出かけるがいい! パリー人らのように動きのない微細な和声(ハーモニー)と混和させるには...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...数と形との微妙雄大な和声(ハーモニー)に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...天才を中心とする大きな集団的魂を――諸天体の和声(ハーモニー)にその親愛な合唱を交えながら空間を回転する...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...無駄な力みや見てくれや小理屈を捨て去って、水と人間が、生(なま)でぶっつかって、微妙な、ゆるがすことのできない、法則にまで、探りあてた時に、肉体は、じかに、小理屈ぬきに、その法則のもつ隅々までの数学を、一瞬間で計算しつくして、その法則のもつ構成のすばらしさを、筋肉や血や呼吸でもってはかり、築きあげ、そのもつ調和、ハーモニー、響きあいを、肉体全体で味わうのである...
中井正一 「美学入門」
...ハーモニーが新しからうと古からうと...
中原中也 「音楽と世態」
...ウィーン・フィルハーモニー管弦団を指揮したもので...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「スケルツォ」はトスカニーニのニューヨーク・フィルハーモニーを指揮したビクター・レコード(JD一四九八)が見事なものである...
野村胡堂 「楽聖物語」
...やむを得ずんばコロムビアのビーチャム卿がロンドン・フィルハーモニーを指揮したのを採(と)るほかはない(JW一〇八)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...そしてマンチェスター・フィルハーモニーもサー・ヘンリー・ウッドの指揮で...
三浦環 「お蝶夫人」
...日本の音楽にも必ずハーモニーが必要であると感じたので新しい作曲をする上について...
宮城道雄 「山の声」
...SUが新交響楽団のキカン誌『フィルハーモニー』の編輯の仕事に入りたい希望でいることは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...音楽のひとは自分の専門――目下のところハーモニーの勉強などから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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