...俺がともちゃんのハズとして選ばれるくらいのことが必要になるんだ...
有島武郎 「ドモ又の死」
...(木村ニハ見エナイハズデアッタガ気取(けど)ッタカモ知レナイ)木村ハ寝室マデ手伝ッテ運ンデカラ「先生...
谷崎潤一郎 「鍵」
...(白木槿の花)彼のハズは幸福だらう...
種田山頭火 「其中日記」
...中央亞弗利加ノ土人ハ其開化ノ度ニ於テ古代亞米利加ノ開化人ノ上ニ在リトハ云フ能ハズ...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...私にはあなたがハズミに乗って機械的に為(せ)られたと思う外...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...他ノ棒ヲ圧スルコト能(あた)ハズ...
中里介山 「大菩薩峠」
...常山賊ヲ罵ルノ烈ヲ学ブ能ハズシテ...
成島柳北 「祭舌文」
...ケレド サムラヒハ カマハズ ドンドン アルヒテ イキマシタ...
新美南吉 「ゲタニ バケル」
...實驗ヲ主トスルハ言ハズトモ知レタル事ナレドモ...
西周 「學問ハ淵源ヲ深クスルニ在ルノ論」
...識ト才トハ何人ニテモ兩ナガラ之ヲ具スト雖ドモ必ズ長短無キコト能ハズ...
西周 「人智論」
...わたしはどうかしたハズミに海の中へ堕ち...
牧野信一 「気狂ひ師匠」
...熱い煙りに巻き込まれるやうに眼がくらみ、そのハズミに、ポウツと鳴る一本の煙突に化したやうな気がしました...
牧野信一 「早春のひところ」
...酷く憤つたり笑ひ過ぎたりすると妙なハズミで二重に変るのであつた...
牧野信一 「鶴がゐた家」
...私は飽くまでもかぶりを振つてハズミの敗北と主張した...
牧野信一 「武者窓日記」
...その時のハズミだけらしいのです...
三好十郎 「肌の匂い」
...オ姉サントオ兄サンハ思ハズ...
村山籌子 「バウシ ノ ユクヘ」
...許すと素敵にハズムという...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...前後モ覚エ給ハズ泣給ヘバ...
吉川英治 「黒田如水」
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