...君の知つてゐるどんな女よりもノーブルで...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...自ら善と美と高とに就いて惡と醜と卑とを離れむとする意味に於いても亦人間並にノーブルな意志を持つてゐると信じてゐる...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...僕の笑ひと憎しみとにはノーブルな品性を持つた人をも猶不快にするやうな厭味が籠つてゐるに違ひない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...併し自己と他人との矮小と野卑とに堪へざる點に於いては著者の意志も品性も文章もノーブルである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...併し彼の思想を導くものが眞と高とを愛するノーブルな意志であることも...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...名前を首都からビザンティウムまたはコンスタンティノーブルと呼ばれた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...「とにかく似ているかね」「似ているも何もない、――僕はてっきり君自身と思わされてしまったほどだ」「そうか、しかしこの成功の栄誉は、グレノーブルの、オスカー・ミュニアー氏に帰すべきものだよ、氏は数日を費して模型(モーデル)してくれたのだ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...ノーブルな顔立ちと言って差支えない...
豊島与志雄 「程よい人」
...グルノーブルにはいってきた時...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...町では彼のことをグルノーブルの男の従弟だと言っていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...当時グルノーブル通いをしていた馬車屋が...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...窮乏と純情ベルリオーズ(Hector Berlioz)は一八〇三年フランスのグルノーブル近郊に生まれた...
野村胡堂 「楽聖物語」
...高貴(ノーブルテ)の血型が明らかにうかがわれた...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...雪子よりももっとノーブルで...
平林初之輔 「秘密」
...仏国グレノーブル辺では麦苅り終る前に...
南方熊楠 「十二支考」
...グルノーブル人だという考えがなくとも...
横光利一 「欧洲紀行」
...ノーブルな調和の效果はあがらない...
吉川英治 「折々の記」
...コンスタンチノーブルから乗りこんだ女実業家の数人が談論の花を咲かして...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
便利!手書き漢字入力検索