...ノンセンスによつて彼を怒らせる世間と批評家との類と雖も...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...イワンはあいつを甘やかして「可哀いノンセンス」と云ふが実に適当な評だと云はなくてはならない...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...人生は無意味(ノンセンス)だとは感じながらも...
二葉亭四迷 「予が半生の懺悔」
...此処迄ノンセンスなら...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ノンセンスな飲みが必要だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...)何もかもノンセンスだ...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...ナンセン小僧をノンセンス小僧に切り変えるんだ...
夢野久作 「難船小僧」
...そうしてそのスポーツをもう一つノンセンスにしたものが...
夢野久作 「「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能」
...嬢次様のおためなら……」「……そ……そんな……ノンセンス……」とストーン氏は急に真剣になって片手をあげた...
夢野久作 「暗黒公使」
...又は性質を変じてノンセンス...
夢野久作 「探偵小説漫想」
...むろんそうだとも……初めから一分一厘ノンセンスものじゃないんだから安心して聞き給え...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...『脳髄のノンセンス劇』が如何に真剣に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...脳髄に飜弄されつつある脳髄たちの大ノンセンス劇でなくて何であろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...『物を考える脳髄』が『物を考える脳髄』に自作自演さした一大恐怖ノンセンス劇のドン詰めでなくて何であろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ノンセンスのモノスゴイところを取交(とりま)ぜて科学文明の屋根裏から地下室……アタマ文化の電車通りから横路地に到るまで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ノンセンスを極めたものがあるか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...何人(なんぴと)もノンセンス化する事が出来ない事になるであろう...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...それらしいノンセンス味を加味して行かれねばならぬ...
夢野久作 「能とは何か」
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