...甘栗(あまぐり)太郎の店頭にはノンキナトウサンの人造人間が...
海野十三 「人造物語」
...ノンサッチにクウ・デタを行なうほうが賢明であろうと彼はいうのだった...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...ストワ派の頭ゼノンは...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...ノンキ和尚の顔は...
太宰治 「人間失格」
...朝酒をひつかけて出かける、今日は二人で山へ登らうといふのである、ノンキな事だ、ゼイタクな事だ、十返花君は水筒二つを(一つは酒、一つは茶)、私は握飯の包を提げてゐる、甑岩へ、そして帰途は敦之、朝雄の両君をも誘ひ合うて金比羅山を越えて浦上の天主堂を参観した、気障な言葉でいへば、まつたく恵まれた一日だつた、ありがたし、ありがたし...
種田山頭火 「行乞記」
...△性慾をなくしたノンキなおぢいさん! 私もどうやらそこまで来たやうだ(去年は性慾整理で時々苦しんだが)...
種田山頭火 「其中日記」
...ノンキにそこらを歩く...
種田山頭火 「旅日記」
...パルテノンの殿堂(それをトルコ軍は火薬庫にしていた)に命中して...
野上豊一郎 「パルテノン」
...ノンキニシテイナサイ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...シノンは恋人を抱き...
牧野信一 「出発」
...ノンセンスと仮名をも振って大事そうに記している...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...シャヴァノンという村で...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...シャヴァノン村から来た人です」とわたしは写字机(しゃじづくえ)に向かっていたきたならしいばあさんに向かって言った...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...諸君の頭はノンセンスだ...
三島霜川 「解剖室」
...昨日の朝は天気は良しまだ木魚の音もきこえないのでノンビリした気持で父と母は垣根のそばの苗木の世話をしていたそうだ垣根のこちらではお花婆さんが無縁墓の大掃除をはじめたらしいホウキで木の葉をはき出したり鎌で草の根っこを掘り出したりしながら例のデンで高っ調子のひとりごとそれも墓石を相手に念仏からお経の文句無縁ぼとけの故事来歴をしゃべりちらしているうちはよかったがやがて...
三好十郎 「詩劇 水仙と木魚」
...なるほどストア学派の二頭目クリュシッポスとゼノンとは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...すなわち前出ゼノンの規則を指す...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ほんとうに生きようとしていないノンキな似而非(えせ)芸術家が創作をやっている...
和辻哲郎 「創作の心理について」
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