...戸のノッブを探り当てた...
芥川龍之介 「影」
...すぐにそのノッブが教えてくれた...
芥川龍之介 「影」
...いくらノッブをまわし...
江戸川乱歩 「影男」
...丸い握りのついたドアのノッブの心棒の金属は四角な棒である...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...円鈕(ノッブ)を前に押しながら...
夏目漱石 「虞美人草」
...真中の円鈕(ノッブ)を握るや否や...
夏目漱石 「虞美人草」
...船室の扉のノッブの感触がそのときのまま鶴代の掌に残っているのに...
久生十蘭 「復活祭」
...かたい把手(ノッブ)をしながら...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...ノッブを握ったまま突っ立っていた...
堀辰雄 「旅の絵」
...自分の部屋にはいろうとしてそのノッブに手をかけた拍子に...
堀辰雄 「旅の絵」
...丁度snob(スノッブ)という詞だって...
森鴎外 「食堂」
...そうしてサモサモ嬉しそうに扉(ドア)の把手(ノッブ)を押しながら...
夢野久作 「白菊」
...把手(ノッブ)の上に在る右手の不完全な指紋が直ぐに眼に付いた...
夢野久作 「暗黒公使」
...それから大きな真鍮(しんちゅう)の把手(ノッブ)を引くと...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その一番奥の左手のノッブに白い繃帯が捲いてあるのが...
夢野久作 「一足お先に」
...そうして扉(ドア)のノッブに凭(よ)りかかったらしく...
夢野久作 「一足お先に」
...その時に副院長が後手(うしろで)で扉(ドア)のノッブを捻(ねじ)った音がした...
夢野久作 「一足お先に」
...やはり何の躊躇(ちゅうちょ)もなく真鍮(しんちゅう)のノッブを引いた...
夢野久作 「復讐」
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