...いわゆる組織の上にヌクヌクと坐(すわ)りこんでいたボル派の奴らが...
高見順 「いやな感じ」
...悲惨な生活に陥れていることでヌクヌクと遊んでいられる少数の人たちなのだ...
高見順 「いやな感じ」
...俺たちもヌクヌクと雑誌なんかやっている気にもなれなかった...
高見順 「いやな感じ」
...権力の座にヌクヌクとおさまっている大臣どもが...
高見順 「いやな感じ」
...ヌクヌクと幸福に暮していながら...
橘外男 「令嬢エミーラの日記」
...その設計に従ってその時自分がヌクヌクともぐり込もうとした坑(あな)の...
中島敦 「狼疾記」
...眞物の傳次はヌクヌクと江戸に居殘り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だから俺は餘計なことをするんぢやないと言つたらう」「だつて女二人まで殺してヌクヌクと――」「誰が女二人を殺したんだ」「あの味噌摺用人でなきや...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...だから俺は余計なことをするんじゃないと言ったろう」「だって女二人まで殺してヌクヌクと――」「誰が女二人を殺したんだ」「あの味噌摺(みそすり)用人でなきゃ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ヌクヌクと板屋家に入り込み...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ヌクヌクと納まつてる人間があるに違ひない」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの身上をヌクヌクと自分のものにしてしまいました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...好きな犬までそばへつけてヌクヌクと育っているのに...
宮本百合子 「従妹への手紙」
...どこの誰の爺さんと孫が実際こんなにヌクヌク安楽な目をして暮らしているか? 欠食児童なんか聞いたこともない...
宮本百合子 「『キング』で得をするのは誰か」
...――ひとつ、ヌクヌクと、てめえを抱きてえばつかりに、だ...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...丁度ヌクヌクと安楽椅子にふんぞり返って居られる金持が...
三好十郎 「俳優への手紙」
...羅傘(らさん)さんさん銅鑼(どら)どんどん肩で風切る病関索(びょうかんさく)(楊雄のアダ名)も惚れた女房は 斬りよもないよ惚れた弱味じゃぜひもない和尚ヌクヌク頭陀(ずだ)ポカポカ如法闇夜(にょほうあんや)の玉門(ぎょくもん)じゃものいちど潜(くぐ)れば 忘られないよ泳ぐ血の池 ぜひもない町の酒場の妓(おんな)も唄う...
吉川英治 「新・水滸伝」
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