...このニヒリスト先生...
犬田卯 「沼畔小話集」
...ニヒリスト然たる壁訴訟をしているに関わらず...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...これらの犯罪者はニヒリストのくせに自尊心を捨て得ないことである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...(ほんとうのニヒリストは自尊心すらも放棄しているはずだ)彼らをして罪を犯させたものは何よりもゆがんだ自尊心だったといえる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...いま流行のニヒリストだとでもいうのか...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...ニヒリストが官能に走る所以である...
種田山頭火 「其中日記」
...・風来坊(ニヒリスト)はうたふ・風の歌(空中散歩)生活は水の流れるやうに――といふのが私の念願であつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...闇に怒るを月に見つけられ万年筆にインクをつめる資本家の工場にニヒリストの煙突寒竹の春には枯木ばかりなる淫売婦共同便所...
鶴彬 「鶴彬全川柳」
...東京市民をニヒリストの思想に導いた責任者の一つとして電気局を数えるような事が全くないとは限らないような気もする...
寺田寅彦 「雑記(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...今もいった通り多摩川の岸で船頭や粉挽をやっている位の男ですからいわゆる通人という部類の男ではありますまい――遊戯思想ということをもう少し厳粛に考えているかも知れません」「ところであの小説の中の Tsukue が主人公なのですか――よくあの男の性格をニヒリストだというのを聞きますが...
中里介山 「山道」
...善悪は超越してあの性格そのものを珍らしがっているようです――ニヒリストといえるか知らん...
中里介山 「山道」
...このニヒリストは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...李白(りはく)に至っては典型的なる純情のニヒリストで...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...早く老いたニヒリストになつてしまふ...
萩原朔太郎 「宿命」
...冬子が選んだ相手が、ニヒリストの、あの詩人であるなら、まだ耐へることが出來るが、僕の――僕の先輩、日本でたつた一人の先覺者、アナキズムの、大學者の×氏を、僕があるために、空しく海峽の藻屑としてしまふのは忍びない、そのくらゐならば、僕が死んであげる――」その人は歔欷したが、私は吃驚した...
長谷川時雨 「傘」
...ニヒリスト詩人が...
長谷川時雨 「傘」
...でも勇兄さんのやうにニヒリストぢやなささうです...
林芙美子 「谷間からの手紙」
...此生ぐさニヒリストは...
林芙美子 「放浪記(初出)」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??
