...このニヒリスト先生...
犬田卯 「沼畔小話集」
...ニヒリスト然たる壁訴訟をしているに関わらず...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...彼は私の様ないわばニヒリストではなく...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...そういう冷血犯人にはニヒリストをもってくるのが最もふさわしいのである...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ニヒリストと言う看板をかかげて...
竹内浩三 「愚の旗」
...いま流行のニヒリストだとでもいうのか...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...ニヒリストが官能に走る所以である...
種田山頭火 「其中日記」
...・風来坊(ニヒリスト)はうたふ・風の歌(空中散歩)生活は水の流れるやうに――といふのが私の念願であつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...一面ニヒリストでありアナーキーストであつて...
田山録弥 「社会劇と印象派」
...ニヒリストのような大膽さを具えている...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...ニヒリストらしいところがある...
豊島与志雄 「自由人」
...今もいった通り多摩川の岸で船頭や粉挽をやっている位の男ですからいわゆる通人という部類の男ではありますまい――遊戯思想ということをもう少し厳粛に考えているかも知れません」「ところであの小説の中の Tsukue が主人公なのですか――よくあの男の性格をニヒリストだというのを聞きますが...
中里介山 「山道」
...ニヒリストであり...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...冬子が選んだ相手が、ニヒリストの、あの詩人であるなら、まだ耐へることが出來るが、僕の――僕の先輩、日本でたつた一人の先覺者、アナキズムの、大學者の×氏を、僕があるために、空しく海峽の藻屑としてしまふのは忍びない、そのくらゐならば、僕が死んであげる――」その人は歔欷したが、私は吃驚した...
長谷川時雨 「傘」
...むしろニヒリストであったようである...
三木清 「読書遍歴」
...同時に極端な唯物主義的なニヒリスト式の性格で...
夢野久作 「冗談に殺す」
...自己分析の強い人間は自然ニヒリストになる...
夢野久作 「実さんの精神分析」
...「あなたはニヒリストでいらっしゃいますのね...
横光利一 「上海」
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