...カールはドレスデンに位置して両軍の主力は会戦に参加しなかったのである...
石原莞爾 「戦争史大観」
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井上円了 「欧米各国 政教日記」
...ドレスデンの如きは...
大隈重信 「大戦乱後の国際平和」
...数からいって殺戮(さつりく)からいってそれは一つのアウステルリッツもしくはドレスデンであった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...大佐こそは、いかにも高邁(こうまい)な兵士であって、共和政府の下にあってはフランスの国境を守り、皇帝の下にあってはアジアの境にまで進みゆき、ゼノア、アレキサンドリア、ミラノ、トリノ、マドリッド、ウインナ、ドレスデン、ベルリン、モスコー、などの都市を見、ヨーロッパのあらゆる優勝戦場に、マリユス自身の血管の中にある同じ血潮の数滴を残し、規律と指揮との中に年齢にもまして白髪となり、常に剣帯をしめ、肩章は胸の上にたれ、帽章は火薬に黒ずみ、額には軍帽のために筋がつき、廠舎(しょうしゃ)に陣営に露営にまた野戦病院に夜を明かし、かくて二十年の出征の後に、頬(ほお)には傷痕(きずあと)を留め、顔はほほえみ、素朴で、平静で、崇高で、小児のごとく純潔で、フランスのためにすべてを尽し、何らフランスに反することをなさないで、大戦役から戻ってきたのであった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ドレスデンの「サムソンの結婚祝宴」とか...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...かくて翌一八四二年には「リエンツィ」がドレスデン宮廷劇場に上演され...
野村胡堂 「楽聖物語」
...熱狂的な歓迎の後ワグナーはついにドレスデンの王立オペラ座の指揮者として...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ドレスデンへむかう途中だった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...あしたの朝はもうドレスデンにいるのだからな...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「鉄道事故」
...ドレスデンの新緑を眺めただろう...
宮本百合子 「ケーテ・コルヴィッツの画業」
...ドレスデンより来にければ...
森鴎外 「うたかたの記」
...「わがドレスデンなる親族(みうち)訪(たず)ねにゆきしは人々も知りたり...
森鴎外 「うたかたの記」
...花売を見しその夕(ゆうべ)の汽車にてドレスデンを立ちぬ...
森鴎外 「うたかたの記」
...されどドレスデンの宮には...
森鴎外 「文づかい」
...ドレスデンの博物館にアフリカから持って来た土人の木像の眼に...
柳田国男 「故郷七十年」
...加うるに予備隊を合して総数百十万余人の軍勢をドレスデンへ集中させた...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...ドレスデンではルイザの父オーストリア皇帝...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
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