...やがてトボトボと歩き出した...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...トボトボと歩いていた...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...お作は新坂をトボトボと小石川の方へ降りて行った...
徳田秋声 「新世帯」
...十四青梅街道(おうめかいどう)をトボトボと歩いて行くのは与八です...
中里介山 「大菩薩峠」
...トボトボとして大和国(やまとのくに)八木の宿(しゅく)へ入ろうとして...
中里介山 「大菩薩峠」
...山門の石段を踏んでトボトボと歩き出しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...トボトボと十町余りの山道を杖にすがってやって来たのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...夜更けの町をトボトボと帰って来ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...トボトボと歸つて行くのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...トボトボと入って来たのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...うなだれがちにトボトボと根津上のほうまでもどって行く...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...それがトボトボ二人の後をついて家へ帰って来たのですが...
三好十郎 「樹氷」
...トボトボと歩きながら自宅の方へ帰りかけた私はフト顔を上げた...
夢野久作 「怪夢」
...トボトボと校門を出たのであった...
夢野久作 「木魂」
...その川べりをトボトボと辿って来た四...
吉川英治 「江戸三国志」
...見わたすかぎり渺茫(びょうぼう)とした曠野(こうや)の夕ぐれをトボトボと歩いていた...
吉川英治 「神州天馬侠」
...洞窟の前からトボトボと低地の水際(みずぎわ)へ下りて行った...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...トボトボと歩いて行く...
和辻哲郎 「地異印象記」
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