...朝の通勤に思わずウトウトしたくなったりすることがある...
石川欣一 「山を思う」
...そして、昨夜あんな恐しい仕事をして睡(ねむ)らなかったので、熱海か箱根へ逃げのびる途中で、ついウトウトと、居睡(いねむ)りをしはじめたのに違いない...
大阪圭吉 「香水紳士」
...ウトウトこんな事を考えていたが...
寺田寅彦 「枯菊の影」
...ミミは草の中に突伏(つっぷ)してウトウトとねむりながら...
夢野久作 「ルルとミミ」
...ウトウトと寝入ってしまって...
中里介山 「大菩薩峠」
...従来ソウトウトシテ...
中里介山 「大菩薩峠」
...ウトウトやって了ったものらしい...
中島敦 「虎狩」
...トウトウ ハジメノ デンデンムシハ キガ ツキマシタ...
新美南吉 「デンデンムシノ カナシミ」
...と曖昧に答え又ウトウト始めますと...
西尾正 「陳情書」
...お幾がウトウトとした時のことでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...モジモジしながらトウトウ二時間ばかりというもの無間断(のべつ)に受けさせられた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...舟底椅子にもたれてウトウトと昼寝をしたのだがさめた...
三岸好太郎 「ロマンチツクな絵本」
...ウトウトいねぶりをしていると...
三宅花圃 「藪の鶯」
...私はトウトウ腹が立ってしまいました...
夢野久作 「近世快人伝」
...その街外(まちはず)れを流れる一つの川の縁に立っている大きな銀杏の樹の蔭でウトウトと居睡(いねむ)りをしておりました...
夢野久作 「白髪小僧」
...二十分の間ウトウトしていたように思う...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...トウトウ物の美事に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...又もウトウトと睡りこけております...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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