...不機嫌な言葉を発する者は一人もなく只「アリガトウ」「アリガトウ」「アリガトウ」或は「ゴメンナサイ」だけであった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...忽(たちま)ちここの日光をしたってフキの根からぽっかり青いフキノトウが出る...
高村光太郎 「山の春」
...妻ハホントウニ寝テイルノデハナイ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...あれは「ホントウノ譫語ダッタノカ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...明けはなれゆく瀬の音たかくあかつきの湯が私ひとりをあたゝめてくれる壁をへだてゝ湯の中の男女さゞめきあふ見る/\月が逃げてしまつた・物貰ひ罷りならぬ紅葉の里を通る一きわ赤いはお寺の紅葉電線の露の玉かぎりなし・脚絆かはかねど穿いて立つホイトウとよばれる村のしぐれかな・手洟かんでは山を見てゐる枯草の日向の蝶々黄ろい蝶々・しつとり濡れて岩も私も・蝶々とまらう枯すゝきうごくまいぞ枯草...
種田山頭火 「行乞記」
...ハルトウェルの樅(もみ)のテーブルは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ドウ シマシタカ?」ト タキクンノ オトウサンガ ヤサシク タヅネルト...
新美南吉 「センセイノ コ」
...スルト ポストノ ウシロニ タツテ ヰタ ガイトウガ カラ カラト ワラツテ...
新美南吉 「タレノ カゲ」
...サトウロクローの名...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...メアリ・ウォルストウンクラフト...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...オキナワレットウにハッセイしたテイキアツは次第にホクホクセイのほうへシンコウ……...
宮沢賢治 「クねずみ」
...今だって疲れたら眠ることをモットウにして...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...例の「ンダズ」事件以来「キョウサントウ」を自称して朗らかなのである...
村山俊太郎 「子どもの世界」
...此地方のハットウは多分炒粉であらう...
柳田國男 「食料名彙」
...伊香ではオコナイまたはオトウというのが神事のこととあるのみで...
柳田国男 「年中行事覚書」
...血を分けた兄妹(きょうだい)で御座いませんでしたならば……ホントウにあなたのお父様と...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...貴方御自身のお名前をホントウに思い出して頂く...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...君はホントウに吾輩の云う事を事実と信じて聞いてくれるかね...
夢野久作 「爆弾太平記」
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