...たとひデカダンスの詩人だつたとしても...
芥川龍之介 「本所両国」
...両者ともにデカダンス芸術の極致を示してゐる事だけは同じである...
永井荷風 「虫干」
...ボオドレエルを始め西洋のデカダンスには必ず神秘的宗教的色彩が強く...
永井荷風 「虫干」
...憂ふべきデカダンスの教育ではあるけれども...
萩原朔太郎 「童話と教育について」
...全く疲勞の椅子に身を投げ出したデカダンスの悲哀...
堀辰雄 「萩原朔太郎」
...ところで人間は技術的であることによってデカダンスに陥る危険を有している...
三木清 「解釈学と修辞学」
...言葉のデカダンスとは...
三木清 「解釈学と修辞学」
...デカダンスは情念の特殊な習慣である...
三木清 「人生論ノート」
...そのデカダンスには底がない...
三木清 「人生論ノート」
...デカダンスとは反対のものである...
三木清 「人生論ノート」
...ブルジョア社會は今や最後のデカダンスに陷つてゐる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...このデカダンスから人類を救ひ出すものは唯プロレタリアの暴力の行使による究極的なるカタストロフしかない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...乙女のなくなった良人である勉の友人の一人ではあったがデカダンスの故にきらっていたその男であるのを見て...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「人間に還れ」という文学上の表現が或種の作家にとってはデカダンスからの救いである(これはしかし広汎ね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...情感的デカダンスが荷風であるとすれば...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ドイツが一九一四―八年の間に全くデカダンスに陥ったという小規模の心理的見本です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一方において唯美主義やデカダンスが生れ...
三好十郎 「ゴッホについて」
...現戦争の後にさらに強度のデカダンスを予期しなくてはならぬ...
和辻哲郎 「世界の変革と芸術」
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