...たとひデカダンスの詩人だつたとしても...
芥川龍之介 「本所両国」
...そのデカダンス嫌惡の精神とに於て...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...デカルトは、このように恒星から遊星に変る過渡の段階については、地球に関する記載中にこれよりも一層詳しく述べている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...デカルト並びにカントは...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...そこで小麦十四デカリツトルの山を...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...かの近世哲学の祖先たるデカルト...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...義雄は自分の「デカダン論」で説いた最も悲痛切實な自食的戀愛觀が...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...デカダンの生粹(きつすゐ)を以つて標榜(へうばう)してゐた自分だが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...自然主義、デカダン、ニヒリズム――すべて舶来の近代思想などいうものにロクなものはない...
辻潤 「ふもれすく」
...室に付随した歴史や故実などはベデカによらなければ全くわからないが...
寺田寅彦 「案内者」
...デカが柔和に即ち弱(よわ)くなったのも(のが)れぬ処であろう...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...近世哲学の発端は大陸の隠遁家デカルトよりも寧ろイギリスの偉大な俗物ベーコンにあったと云わねばならぬ...
戸坂潤 「科学論」
...それ故ライプニツがこの解析を以てデカルトの幾何学に代えることを要求した処から見ても彼の位置解析なるものと吾々の所謂位置解析(前を見よ)とは全く別のものでなければならぬ...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...技術的になるところからデカダンスが生ずる...
三木清 「人生論ノート」
...すべての習慣には何等かデカダンスの臭が感じられないであらうか...
三木清 「人生論ノート」
...もし大人の女の童女性というような言葉の好みを許すとして、そういうものが存在するとすれば、それは彼女の夥しい、客観的になり立っていない幻想的な、デカダンスな、非人生的な作品の間にだんだん小さく遠のいて、丸く、白く、なおこっちを見ているように思われる、そういう彼女の哀れさです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それはまだベーコンもデカルトも出ないその前のことである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...殺風景でデカダンス...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
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