...しかし全然畑違いのディレッタントの放言も時に何かの参考になることもあろうかと思って...
寺田寅彦 「俳句の精神」
...気障ッぽいディレッタントでは...
十返肇 「日本推理小説の曲り角」
...それを結合しているディレッタントの知識は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ところでディレッタントはどうか...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ディレッタントはアマチュアのことでもなければジャーナリストのことでもない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...しかしディレッタントとして一等目に立つのは...
戸坂潤 「思想としての文学」
...これはディレッタントとはならぬ)...
戸坂潤 「思想としての文学」
...今日では恐らく誰も純正数学者(?)小倉金之助のディレッタントとしての余技だとは見ないだろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...第二類のディレッタントに数えていいと思い...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ディレッタントの一つの大事な規定を見落して来たように思われる...
戸坂潤 「思想としての文学」
...しかしそう考えているだけではまだ好事家としてのディレッタントの特色を満足にはいい現わすことが出来ない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ブラームス嫌いはディレッタントや音楽界のダンディ達に多いのに反して...
野村胡堂 「楽聖物語」
...珊瑚王の伜で名代の好事家(ディレッタント)山木元吉...
久生十蘭 「魔都」
...……ディレッタントは甘いものじゃありませんか...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...ただ低劣な作家やディレッタントや...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「悩みのひととき」
...エピキュリアンといふのは生活の藝術におけるディレッタントである...
三木清 「人生論ノート」
...真に生活を楽しむ者はディレッタントとは区別される創造的な芸術家である...
三木清 「人生論ノート」
...一年平均二回ばかり全く無方針にケイレン的にトギレトギレにディレッタント風の悪習慣として十五年間芝居をして来た俳優が...
三好十郎 「恐怖の季節」
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