...実は唯(ただ)その経済的ディレッタンティズムを非とする為である...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...やはり普通のディレッタンティズムを多く出ていない...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...多岐川氏の場合は氏のディレッタンティズムのために...
十返肇 「日本推理小説の曲り角」
...その原理を最近彼はディレッタンティズムの内に発見したようである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...寧ろ彼自身の命名法ディレッタンティズムの方が好いだろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ディレッタンティズムはこの残された可能性を相当年を取ってから改めて探検し出すことを意味する...
戸坂潤 「思想としての文学」
...高級サラリーマンの謡いというような「趣味」はまだディレッタンティズムにまでも行っていない...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ディレッタンティズムでも矢張り一種の生活の態度だったのだから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...ディレッタンティズムだともいうことが出来よう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...この点を辿ればディレッタンティズムはある隠れた人生のエネルギー源に通じるものを持っている...
戸坂潤 「思想としての文学」
...一定の専門領域からもっと広い一般の他領域に踏み出す生活態度のことをディレッタンティズムといっているのであって...
戸坂潤 「思想としての文学」
...谷川徹三のディレッタンティズムなるものはむしろジャーナリズムと呼ばれるべきものだったのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...それは初めディレッタンティズムと称されたが...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...専門のない一般的教養はディレッタンティズムにほかならない...
三木清 「如何に読書すべきか」
...いわゆる読書家の陥り易い弊はディレッタンティズムである...
三木清 「如何に読書すべきか」
...虚榮を藝術におけるディレッタンティズムに比して考へる者は...
三木清 「人生論ノート」
...虚栄は生活において創造から区別されるディレッタンティズムである...
三木清 「人生論ノート」
...虚栄を芸術におけるディレッタンティズムに比して考える者は...
三木清 「人生論ノート」
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