...固より僕は自分の辯證的な性質(デイヤレクテイツシエナツール)を苦しいと思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...軈て十五歩も歩んだ時、急に後(うしろ)の騷ぎが止(や)んだ、と思ふと、『ワン、ツー、スリー、泥鰻(どろうなぎ)――』と、校舍も爲めに動く許りの鬨の聲、中には絹裂く樣な鋭どい女生徒の聲も確かに交つて居る...
石川啄木 「雲は天才である」
...ト、ト、ト、ツート...
海野十三 「怪塔王」
...まるで軽業のようにツツーと走ってゆくのを見た...
海野十三 「棺桶の花嫁」
...そのときラツール氏はまだ気がついていなかった...
海野十三 「恐竜島」
...仕事は急いだ方がいいんだ」ラツールのさす南西の方角の空が...
海野十三 「恐竜島」
...「ほウ」ラツールは...
海野十三 「恐竜島」
...ラツールは林の中にわけいって...
海野十三 「恐竜島」
...それはぼくたちにとって不利だからねえ」ラツールのいうことはもっともだった...
海野十三 「恐竜島」
...「見たまえ、ラツール、あんなところにいる...
海野十三 「恐竜島」
...老人は例の癖で拇指と人差指とで小鼻を先の方へツーンとつまみながら「いや儂のところへやって来たんだよ...
海野十三 「深夜の市長」
...ツーッと宙に浮いたかと見ると...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...ちっとも面白かないわよ」歯をツーと鳴らして息を吸いこんで...
高見順 「いやな感じ」
...「ツーロンの徒刑場の...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...電信のツートン信号です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...つばめがツーイ/\と...
槇本楠郎 「きんまくわ」
...ツツーと滑り出すやうに二度も三度使ひにやられた...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...ツー...
夢野久作 「支那米の袋」
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