...お妙はツンとして横を向いた...
泉鏡花 「婦系図」
...母親の顔も知らないから、噫(ああ)、と喟然(きぜん)として天井を仰いで歎ずるのを見て、誰が赤い顔をしてまで、貸家を聞いて上げました、と流眄(しりめ)にかけて、ツンとした時、失礼ながら、家で命は繋(つな)げません、貴女は御飯が炊けますまい...
泉鏡花 「婦系図」
...コツン、コツン、コツン――あまりあわてて頭を床板に打ちあてるのだ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...ツンツンと鋭く聞えてくるのも...
高見順 「いやな感じ」
...まるで食客みたいにツンツンされるンだもの...
徳永直 「冬枯れ」
...ツンシャン」障子が...
直木三十五 「南国太平記」
...竜之助はツンと少しばかり天井を上に向いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...皆から離れたがらんどうな大部屋にポツンと居る子の周囲はこりかたまった様な静けさが満ちて居た...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...支那の兵隊さんにコツンやられて痛々いしたから...
宮本百合子 「くちなし」
...ポツンとしていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あんなにポツンと切れたような章をなしてしまったのでしょうと思っていました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ツンボになるように激しいひびきの静けさの中に...
三好十郎 「その人を知らず」
...伯父さのツンボの早耳だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...コツツン、メリメリ、コツツン メリ、コツツン、メリメリ、コツツン、メリ コツツン、メリメリ、コツツン、メリ、八つのたまごは つぎつぎに メリメリメリメリメリメリメリと われて、なかから、八つの かわいらしい ひよこがうまれました...
村山籌子 「にはとり は みんな しあわせ」
...さあたいへんだ! ツンボになるような「ワアーッ...
山中峯太郎 「小指一本の大試合」
...俺が懲役に行くだけじゃないか……おいツン州……大変事(おおごと)の出来たぞ』『……芽出度(めでた)い……』『殴(くら)わせるぞ畜生...
夢野久作 「近世快人伝」
...その包の上にツン張り返っている四角い箱は何だいソレア……」「ハイ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そのまんま特別三等(とくさん)の寝床の中で足をツン伸ばしてアーッと一つ大きな欠伸(あくび)をしたもんですが...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
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