...立花崩し、裏銀杏、芝雀、夕顔、皿輪、よこがい、かぶせ、阿弥陀、両輪崩し、ウンテレガン、天保山、いびし、浦島、猫の耳、しぶのう、かせ兵庫、うしろ勝山、大吉、ねじ梅、手鞠、数奇屋、思いづき、とんとん、錦祥女、チャンポン、ひっこき、稲本髷、いぼじり巻、すきばい、すき蝶など……よくもこれだけの名前をつけられたものだと思う...
上村松園 「髷」
...チャンポンと割焼酎を注文する...
梅崎春生 「幻化」
...いっそのこと死のうかと思うけれど――」チャンポンが来た...
梅崎春生 「幻化」
...チャンポンに箸をつけた...
梅崎春生 「幻化」
...「その道を転彎(チューウェー)(まがれ)」ロクは日華両国語をチャンポンに使って...
高見順 「いやな感じ」
...ビイルとチャンポンなどに到っては...
太宰治 「酒の追憶」
...次にチャンポンに就いて少しく語らせていただきたい...
太宰治 「酒の追憶」
...チャンポンにしなければ...
太宰治 「酒の追憶」
...彼がそのチャンポンをやって...
太宰治 「酒の追憶」
...ずッと寝込んどりましたけん……」M君は標準語と土地言葉をチャンポンにしながら...
徳永直 「冬枯れ」
...なまりと外行(よそゆき)の言葉とがチャンポンに出る...
中里介山 「大菩薩峠」
...今は作家としての半面がついて行っている(両方一足ずつチャンポンに前進する)ことが分った...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...同じく河原田(かわはらだ)ではチャンチャンポンポンとさえいっている...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...往来に面した窓を様々の形にして色硝子(ガラス)と鏡をチャンポンにはめ込んだり...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...フォックス・トロットとワルツをチャンポンに踊っていた...
夢野久作 「ココナットの実」
...シナリオにして行くのは筋がチャンポンという洒落(しゃれ)ではない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...写実と非写実のチャンポンをやって行かねばならぬ...
夢野久作 「能とは何か」
...テニスとかペニスとかいうものは学校でも一番のチャンポンとかチンポンとかいう位じゃげな」仲人の郡医師会長夫妻と...
夢野久作 「笑う唖女」
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