...ムチャムチャさせながら...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...交趾シナあたりでは臨邑が一番北にありまして、チャム族であり、真臘(チャンプ)が南に在って今のカンボジャであります...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...乞食頭(こじきがしら)のピーチャムのする芝居にはどうも少ししっくりしないわざとらしさを感じる...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...昔のビーチャムとかガイとかリチャードとか以來のウォリク伯の權勢に關聯する歴史傳説を思ひ出し...
野上豐一郎 「ウォリクの城」
...指揮はビーチャム卿(きょう)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ボールト、ビーチャム、メンゲルベルクといろいろの人が指揮しているが、メンゲルベルク指揮コンセルトヘボウのレコードが良かろう(テレフンケン三三六一〇)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...やむを得ずんばコロムビアのビーチャム卿がロンドン・フィルハーモニーを指揮したのを採(と)るほかはない(JW一〇八)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...「悲劇的序曲(作品八一)」にもビーチャムがやや問題になるだけ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ツルチャムだ」ゆき子は暫(しばら)く...
林芙美子 「浮雲」
...もうせんには機械体操のチャムピオンだつたことを...
牧野信一 「公園へ行く道」
...そんなわからねえヘチャムクレが――」もう一度助六の右手が...
正岡容 「寄席」
...ジャワ名マチャム...
南方熊楠 「十二支考」
...兼ねて上帝が汝を詛いしところのものを以て汝を詛う」というのだ(チャムバースの『ブック・オブ・デイス』一巻一二九頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...殊に京の人をまねて田舎にチャッチャムチャクなる語がはやり出したとはありそうな事で...
南方熊楠 「十二支考」
...これまた当時のバーガンジー人が人の魂は鼠鼬の状を現ずと信じた証拠だ(チャムバースの『日次書』一巻二七六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...若い朝鮮人のチャムナン(丁無南)というのが世話をしていた...
山本笑月 「明治世相百話」
...此奴すこぶる気が荒いのでチャム君たちまち引っかかれた...
山本笑月 「明治世相百話」
...世界中のありとあらゆる精神異状の原因は残らずおわかりになろうという……申さばこの十人の精神病患者は地上千万無数の狂人の中から選み出された精神異状の代表的チャムピオン……もしくは正木博士の過去二十年間の御研究に係る心理遺伝の原理を...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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