...最初登りはダラダラであるから孰(いず)れも平気の平佐...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...蚯蚓(みみず)ぐらいの太さにダラダラと落ちて行くのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...素足で坂を登りきったお角は――坂といっても袖切坂はホンのダラダラ坂で...
中里介山 「大菩薩峠」
...聖堂(せいだう)の前をダラダラ登つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なるほど市ヶ谷の方から少しダラダラになった道を来るのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ダラダラと二三間下りたところに建っていた...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...ダラダラダラと、とめどなく、滝のように、頬を伝い流れた...
火野葦平 「花と龍」
...起き上ると汗がダラダラと顔を流れて...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...汗をダラダラ垂らしていた...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...ダラダラと、とびとびでは、御不便でしょうと思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ダーウィンという人は文章がいつの間にか牛の涎(よだれ)になってダラダラダラダラのびてゆくうちに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...だからダラダララインだって破れるのよというつもりだったのに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ダラダララインは一撃のもとに破れますね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ダラダララインに到る迄に小ダララインだの...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...街道かその方へダラダラ下りの小道の角に...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...あのダラダラ坂を歩くのはお病身の修治さんには大敵々々...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...顔中にダラダラと血を流して土の上に這いまわりながら死に声をあげましたが……それを見ますと私は生きた心が無くなって...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...その人たちが林の細道からダラダラと竹林の中へ下がってゆくのを見送って...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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