例文・使い方一覧でみる「ダネ」の意味

...手にはダネボルクの徽章の附いたシルクハツトを持つてゐる... 手にはダネボルクの徽章の附いたシルクハツトを持つてゐるの読み方
グスタアフ・ヰイド　Gustav Wied 森林太郎訳「薔薇」

...お金儲（かねもう）けをしようや」「特ダネて... お金儲けをしようや」「特ダネての読み方
海野十三「○○獣」

...「キミノナ、ヒラノ、イチロ、ダネ、キミノアネ、ヒラノ、ユリカ、ダネ、ユリカ、オンガク、キレイ、ウツクシイ、ステキ、ワタシ、マイバン、ココキテ、キイタ...
江戸川乱歩「宇宙怪人」

...意富多々泥古（オオタダネコ）と云う者あり... 意富多々泥古と云う者ありの読み方
高木敏雄「比較神話学」

...アモトフォス――イダネ――ファエラス――スクラトコフ――スタフナス――オルメ――スワルタ――ファラ――これがみんな停車場の名...
谷譲次「踊る地平線」

...「モウ五時ダネ、オ婆チャン、コレカラ銀座ヘ出テ晩飯ヲ喰ッテ帰ロウジャナイカ」「銀座ノドコヘ」「浜作ヘ行コウヨ、コノ間カラ鱧ガ喰イタクッテ仕様ガナインダ」颯子ヲ呼ンデ浜作ニ電話サセ、カウンターノ席ヲ三四人分取ッテオイテ貰ウ... 「モウ五時ダネ、オ婆チャン、コレカラ銀座ヘ出テ晩飯ヲ喰ッテ帰ロウジャナイカ」「銀座ノドコヘ」「浜作ヘ行コウヨ、コノ間カラ鱧ガ喰イタクッテ仕様ガナインダ」颯子ヲ呼ンデ浜作ニ電話サセ、カウンターノ席ヲ三四人分取ッテオイテ貰ウの読み方
谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」

...コレカラ伯母サンニ御挨拶ヲシテ怱々退散イタシマス」「暑イノニ大変ダネ...
谷崎潤一郎「瘋癲老人日記」

...「ドーダネ... 「ドーダネの読み方
寺田寅彦「鴫つき」

...イイコダネといふと... イイコダネといふとの読み方
中島敦「環礁」

...」とか、時々は「ホントニ、イロオトコダネ... 」とか、時々は「ホントニ、イロオトコダネの読み方
中島敦「プウルの傍で」

...ダーダネルス海峽を併合しようという壮大な夢を見ていた... ダーダネルス海峽を併合しようという壮大な夢を見ていたの読み方
久生十蘭「淪落の皇女の覚書」

...何か大変なわざわいがダネイとその息子の上に起ることを... 何か大変なわざわいがダネイとその息子の上に起ることをの読み方
ナサニエル・ホーソン　Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...この編集長は特ダネの機会をうかがっており... この編集長は特ダネの機会をうかがっておりの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「王冠の重み」

...特ダネとやらで、やつら大英帝国を破滅させるぞ」ロンデール医師がうめいた...
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「死の川」

...新聞社に特ダネを送った... 新聞社に特ダネを送ったの読み方
フレッド・Ｍ・ホワイト　Fred M. White 奥増夫訳「死の土壌」

...――つまり風の吹く日まで火ダネをそこへ埋（い）けこんでおくような計略であるが」と... ――つまり風の吹く日まで火ダネをそこへ埋けこんでおくような計略であるが」との読み方
吉川英治「三国志」

...いや矢ダネ、食糧だけでなく、人間の精神力の限界にも来ていることの是認を、正成も今は否（いな）みなくされていた...
吉川英治「私本太平記」

...この時政府が大きい望をかけていたのはウルダネタの協力である... この時政府が大きい望をかけていたのはウルダネタの協力であるの読み方
和辻哲郎「鎖国」