...ダイナマイトで粉々に砕かれてはつまらぬし...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...ダイナマイトもないときでございましたから...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...斬込みに使う破甲爆雷やダイナマイトの原料が既に欠乏しかかっていて...
梅崎春生 「日の果て」
...平生から胸に欝積していたあらん限りのダイナマイトを爆発させたものであった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...プドーフキンは爆発の光景を現わすのに本物のダイナマイトの爆発を撮(と)ってみたがいっこうにすごみも何もないので...
寺田寅彦 「映画芸術」
...原爆とダイナマイトとは...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...土人達がダイナマイトで吹飛ばされるのを黙って見ている訳には行かない...
中島敦 「光と風と夢」
...少くともダイナマイト長官ぐらいには開化している...
中島敦 「光と風と夢」
...囁(ささや)き声(ごえ)で「ダイナマイト党員」を口述して妻に筆記させた...
中島敦 「光と風と夢」
...鉱山のダイナマイトのひびき絶えて仙人の池畔疎林がしげり...
中村清太郎 「山岳浄土」
...発破を抑えつけるなんて訳に行くものではない――岩鼻火薬製造所製の桜印ダイナマイト...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...ダイナマイトなどを使用すると...
久生十蘭 「地底獣国」
...ダイナマイトでやっても出せまいと...
久生十蘭 「ノア」
...こうしてダイナマイトを大量に爆発させて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「見えざる力」
...同様な方式がダイナマイト法で行われました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日白魔」
...――ダイナマイト...
山川方夫 「お守り」
...そこで釜山署に押収しておった不正ダイナマイトを十本ばかり受取った友吉親子は早速準備に取りかかる...
夢野久作 「爆弾太平記」
...足元でダイナマイトが囂然(ごうぜん)爆発したような...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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