...そのタンクには、別に圧搾空気を使うポンプがとりつけてあるから、管の栓をひねると、その原液は水のように、いくらでも出て来るのだ」博士は事もなげに言う...
海野十三 「火星兵団」
...照準を敵機の司令機の重油タンクの附近につけた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...前をとんでいく味方の三番機のガソリン・タンクをうちぬいてしまったのである...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...白いタンクが現れた...
海野十三 「人間灰」
...「これは液体空気のタンクです」と技師は云って...
海野十三 「人間灰」
...それから一方では液体空気のタンクを取付け...
海野十三 「人間灰」
...やがて例の大型のガス・タンクのようなものの上に停る...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...ガスタンクの爆発と十二階が倒れるような音響と家鳴り振動...
海野十三 「放送された遺言」
...あの給水タンクの地点から急激に最高速度で出発させられたのだ...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...鉛製のパイプはそれぞれのタンクから裏にある台所のポンプに水を送っていた...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...室の照明は私設ガスタンクのガスによって...
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」
...あのタンクの中に焼け爛れる死骸に向っても...
豊島与志雄 「猫捨坂」
...彼はサン・ポルを去ってタンクの方へ進んでいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...誰をタンクにするかといふやうなことをきめてゐたときのことだつた...
新美南吉 「耳」
...例へばタンクを、軍用自働車と言つたり、装甲自働車と訳したりする...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...倨然(ぎぜん)たる戦車(タンク)の後尾に樹てられし旗竿には...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...渋谷からの環状道路にタンク出動物々しい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ほとんど水槽(タンク)のなかに魚の泳いでゐるのをば...
堀辰雄 「水族館」
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