...噴射気(ふんしゃき)の強さを加減してスピードをととのえたり空気タンクや冷却水の出る具合を直したりするという一番重大で面倒な役目をひきうけていたのだった...
海野十三 「月世界探険記」
...背の高い水槽(タンク)ほどもあるセメントの円柱だった...
海野十三 「○○獣」
...井戸の水がそのタンクの中へすいあげられてしまう...
江戸川乱歩 「青銅の魔人」
...入換用のタンク機関車などと言う奴は...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...2400形式のタンク機関車が...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...少し身軽な男だったら、給水タンク、石炭パイル、ランプ室、それから貨物ホーム――と、屋根続きに何処(どこ)までも歩いて行けるじゃないですか」――私は驚いた...
大阪圭吉 「気狂い機関車」
...余分な上水またはタンクから上水を運んでいたように見える...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...ガス会社のタンクには...
豊島与志雄 「ヒロシマの声」
...それじゃあやはりタンクの宿へ行って...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ここに瓦斯(ガス)タンクが立っていて散歩の興味はますますなくなるが...
永井荷風 「水のながれ」
...なるほどタンクは川だろうと海だろうと畑だろうと林だろうと飛びまわる...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...そういう基地がきまったら、そこにまず要員の住宅を初め、燃料タンク、機械工場、ラジオ及びレーダー装置、天文台及び気象観測所などを作らねばならない...
中谷宇吉郎 「宇宙旅行の科学」
...重油タンクを爆発さしたのは...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...深夜の新宿をタンクが通る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...セメントの水浴タンクとメキシコ産無毛犬のイサベルと日本産の狆ツーツのことであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...又はあの大きな瓦斯(ガス)タンクなぞをバリバリ喰っているところである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...貴重な滋養分の貯蔵タンクではないかとも思えるし...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...我々は掘削装置、犬、橇、テント、食糧、ガソリンタンク、試験的な融解機器、通常のカメラと機載カメラ、飛行機の部品、三台の可搬式小型無線機(飛行機に搭載してあるものの他に)を含むその他付属品を全て陸揚げした...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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