...不思議な焼いた粘土の小牌(タブレット)一枚とを採集した...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...オクタブ・ミルボー...
大杉栄 「獄中消息」
...そない恐(こわ)いことあれしませんし「小ッちゃい方のタブレットやったら一ト箱飲んでも死ねへんいうし...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...――矢足の矢は八が真 大タブ樹 大垂松 松月庵跡――樹明兄も来庵...
種田山頭火 「其中日記」
...タブレットの仕方(しかた)で...
豊島与志雄 「ばかな汽車」
...それがもたらす特徴は一枚のタブレットとして独立したる画布の出現...
中井正一 「壁」
...もっとコンフォタブルな所へ落ち着いて勉強したらよかろうと云う注意をした...
夏目漱石 「永日小品」
...「どこへ(ホエア・ツウ)」「GHQにいる友達に逢いに行く」「日本のモースーメがGHQの建物に立入ることはタブウだ...
久生十蘭 「だいこん」
...少なくとも完全な白紙(タブラ・ラサ)でものを見る力を持っている...
久生十蘭 「魔都」
...ポータブルを投げ落した...
火野葦平 「花と龍」
...タブーを破って三荘やってしまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...九日はなお前日に続いて登山の用意をすることになった、一体はこの日早朝から山に向って踏み出すべきはずであったが、天気模様が悪いので、今一日滞在して充分に用意をしたら宜(よ)かろうということで、結局雨のために一日滞在することになった、午後になって雨は漸(ようや)く止(や)んで五時頃から晴天となったので、未だ暮れるには間があるからといって、一同は燈台のある岡の近辺に採集を試みた、この岡は昨日採集した方面とは全く反対であるが、自生している植物の種類は、センダイハギ、ハチジョウナ、イヌゴマ、ハマニンニク、エゾノヒナノウスツボ、ハマエンドウ、アキカラマツ、ノゲシ、ハマハコベ、イチゴツナギ、ホソバノハマアカザ、ナミキソウ、オオバコ、オトギリソウ、ヤマハハコ、アキタブキ、ハマベンケイ、カセンソウ、イヌタデ、イブキジャコウソウ、エゾオオバコ、オチツボスミレ、シオツメクサ、エゾイヌナズナなどであったが、その外にノボロギクがこの辺にも輸入されているのを見た...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...殊には斎忌(タブー)の制煩多で...
南方熊楠 「十二支考」
...「日本斎忌考(ゼ・タブー・システム・イン・ジャパン)」と題し...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...しかし志賀を伝説にしたり偶像にしたりタブウにしたりするのは...
三好十郎 「恐怖の季節」
...そういうタブロウがあるのだ...
三好十郎 「恐怖の季節」
...つひにこの「タブラ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...この毎二句の続けがらを絵様(タブロオ)と呼ぶことにしている...
柳田国男 「木綿以前の事」
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