...手提蓄音器(ポータブル)を奏でて娯(たのし)んだとしても...
大阪圭吉 「花束の虫」
...今はもうタブタブして居て...
太宰治 「地図」
...―――水と一緒にタブレットを噛(か)み砕いたものを口うつしに飲ましたが...
谷崎潤一郎 「鍵」
...その前に据えた机の上にのせたポータブルの蓄音機から何かは知らないが童謡らしいメロディーが陽気に流れ出している...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...名画をもじったタブロー・ヴィヴァンの中にダヴィドの「ルカミエー夫人」を模したのなどは美しかったが...
寺田寅彦 「マーカス・ショーとレビュー式教育」
...この専門的知識も国民の前に不可侵なタブーとなってひけらかされるにすぎぬのだから...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...日本の諸国にあるこの種の部落的タブーは...
萩原朔太郎 「猫町」
...ハムレットの短衣(タブレット)の胸に打紐の細い肋骨(ろっこつ)がついて...
久生十蘭 「ハムレット」
...ポータブルを投げ落した...
火野葦平 「花と龍」
...結晶凝視等々の降神会式魔術で真実を知ろうとするようなことはタブーだ...
平林初之輔 「文芸は進化するか、その他」
...多武(タブ)ノ峰(ミネ)ユリ...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...イチジクとは元来イヌビワすなわちイタブ Ficus erectaThunb. の名であるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...タブノキなどの葉でも矢張り同じく新陳代謝はするが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...レスペクタブル・ファミリイと英語で形容するにふさわしい英文学の影響が...
宮本百合子 「含蓄ある歳月」
...しかし志賀を伝説にしたり偶像にしたりタブウにしたりするのは...
三好十郎 「恐怖の季節」
...イタブリゆすってみる責任がある...
三好十郎 「恐怖の季節」
...往々にして、そのタブロウは、彼の「ツクネいも」の絵よりも出来が悪いけれど、しかし、そこにホントの芸術家の態度がある...
三好十郎 「恐怖の季節」
...私たちはタブロオと呼んでいるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
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