...しかし四パーセントの苛性ソーダ溶液を三―四立方センチメートルだけ一リットルの海水中に混ずると...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...ソーダ・クラッカーというビスケットのようなもので...
海野十三 「恐竜島」
...サイフォンの中のソーダ水も忘れないで鑑識課へ廻すこと...
海野十三 「地獄の使者」
...吸着剤(きゅうちゃくざい)の活性炭(かっせいたん)と中和剤の曹達石灰(ソーダーせっかい)とを通せば遮(さえぎ)られるし...
海野十三 「毒瓦斯発明官」
...そのソーダ水を豚の様に喉(のど)を鳴らして...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...」「今日はソーダ水を貰はうか...
田中貢太郎 「蛾」
...ソーダ水へウイスキーの佳いのを割って飲みたいと思ったが...
田中貢太郎 「文妖伝」
...枸櫞(くえん)酸ソーダが效くと思いますね...
中谷宇吉郎 「ジストマ退治の話」
...その人物は妙に器用な手つきでウイスキー・ソーダのコップを加十の前に押しやりながら...
久生十蘭 「魔都」
...ソーダ水二三杯のむ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...寝台横の台には夕食がたっぷり、その両側にはウイスキー瓶、ソーダ瓶、紙巻タバコと葉巻の箱があった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...おついでにお教えなすって下さい」第二百十七 ソーダ松魚(がつお)限りなき質問をお登和嬢は更に蒼蠅(うるさ)しとも思わず「ヘットをお家でお拵(こしら)えになるのは造作(ぞうさ)もありません...
村井弦斎 「食道楽」
...棒を抜いて輪切にしますとちょいとお惣菜(そうざい)には結構ですよ」○ソーダ松魚の料理は本文の外に丸のまま臓腑を抜去り白焼になし生姜醤油にて食してもよし...
村井弦斎 「食道楽」
...ウイスキー・ソーダを一つ……大至急……」江馬兆策はホッと溜息をした...
夢野久作 「二重心臓」
...濡れたナプキンで上気した自分の顔を拭き拭き給仕にソーダのお代りを命じた...
夢野久作 「二重心臓」
...ウイスキー曹達(ソーダ)に濡れた切株の端に両手を突いて立上った...
夢野久作 「二重心臓」
...女はオズオズと私の前にプレン・ソーダのコップを捧げていた...
夢野久作 「冥土行進曲」
...家具にしても、汚れたり傷ついたら、ちょっと、ソーダ洗いして、ラッカーかニスでも塗れば生れ変ったようになるのに、年がら年じゅう、古びた物を、茶ぶきんか何かで拭くだけで使っている...
吉川英治 「押入れ随筆」
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