...栄さんのソプラノなのが際立つて響く...
石川啄木 「雲は天才である」
...榮さんのソプラノなのが際立(きはだ)つて響く...
石川啄木 「雲は天才である」
...バスの音(おん)とソプラノの音とが...
石川啄木 「葉書」
...食堂でだれかがソプラノでのべつに唱歌をやっている...
寺田寅彦 「旅日記から(明治四十二年)」
...彼の美しいボーイ・ソプラノは...
野村胡堂 「楽聖物語」
...マリイエの美しいソプラノがシューベルト伴奏で楽しく歌った...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ビクターのソプラノ歌手エリザベト・シューマンは可愛らしい清澄な声で日本のファンに喜ばれる...
野村胡堂 「楽聖物語」
...その後を縋けてお夏の最高音(ソプラノ)が...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...遠慮もなく美しいメツオ・ソプラノを響かせて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...ソプラノの声をアルトに変え...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...喜歌劇に取つて付けたる笑ひやう久良伎民衆化して歌劇部は飯に付き同ソプラノへ娘はそつと付けて見る同帝劇歌劇部解散...
正岡容 「大正東京錦絵」
...咽喉をころがす技巧を売物にするコロラチウラ・ソプラノには荷が重過ぎて最後の幕になるとうたえなくなってしまうのです...
三浦環 「お蝶夫人」
...ドラマティックソプラノのローザ・ライザがいる...
三浦環 「お蝶夫人」
...主役のパミィナになったソプラノが開演直前に病気で倒れてしまった...
三浦環 「お蝶夫人」
...ソプラノ歌手の奥住龍子のことである...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...ソプラノ、明治音楽学園講師、昭英音楽学校講師、若艸会主宰...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...もっともあのソプラノを一パイに張切ると持って生れた放浪的な哀調がニジミ出る...
夢野久作 「二重心臓」
...どんな鋭音(ソプラノ)も...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
便利!手書き漢字入力検索