...当時世界中に一冊しかないと信じられていたスペインの古書(一四八二年版)を同業者のアウグスチン・バトクソットと争って遂に相手を殺した事件がある...
辰野隆 「愛書癖」
...ソレマデノ間ニソット二階カラ下リテ消エテナクナレバイヽ筈デアッタノニ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...予ハソットドーアノ把手ヲ廻シテ見ル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...内證デソット見ニ来タンダヨ」「オ休ミ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...ソット口ヘ放リ込ム...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...屋敷の中の井戸端からソット忍びました...
中里介山 「大菩薩峠」
...障子ヲソット開ケテ中ヘ入リマシタ...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...ソット袂(たもと)から小さいビンを出してブランデーを飲んでる者もあると云うような乱脈になり果てたけれども...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...ソット高座へ耳傾けていた...
正岡容 「寄席」
...チットやソットの事で立ち直れる筈はない...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...石炭の消費量でもチットやソットの違いじゃない...
夢野久作 「難船小僧」
...この紙と鉛筆をソット寝床の下へ忍ばせまして...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...彼はそのまま右手をソット額(ひたい)に当てた...
夢野久作 「木魂」
...自分の寝ぬくもりの籠(こ)もった敷布団の間にソット入れてやるのでした...
夢野久作 「卵」
...吾輩の肩にソット手を置いた奴が居る...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...ソット扉(ドア)を細目に開いてみると...
夢野久作 「一足お先に」
...副院長はソット咳払いをした...
夢野久作 「一足お先に」
...初枝も天鵞絨(びろうど)の夜具の襟(えり)をソット引上げて...
夢野久作 「笑う唖女」
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