...「セイント・ジェイムズ・バーモンヅィー...
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」
...(註)(一)アレキサンダー大王大に波斯軍を敗りし地(二)ゴールの歸途セイザアの渡りし河(三)ピラミツド戰爭に敗れし土兵(四)アルプス山中の峻路、所謂セイント、ベルナードの險(五)伊太利にあり、墺兵大敗せし戰塲(六)墺魯の連合軍こゝに大敗す(七)ワグラムに墺軍敗れ、イェーナに普軍敗る(八)魯軍大敗の地、以上はナポレオンの最も光榮なる戰勝地なり(九)征魯軍退陣の途、こゝに風雪の難初まる(十)モスコウ府内の宮殿、ナポレオンこゝに陣を取る(十一)ヲータアロウ丘上同盟軍凱勝の紀念として金獅の像を建つ花と星ゆふべわが世を見おろして星は語りぬ「あゝ花よ憂のしづくつらからばとはに喜び盡きせざる大空高く昇らずや」しほれしおもわ振りあげて花は問ひけり「あゝ星よとはに喜び盡きずてふみそらのをちや涙なき」星はいらへぬ「あらずかし」「涙あらずば戀あらじ」花はいなみぬうつむきて「わが世の憂さもあれやとはに喜び盡きずとも戀なき里をなにかせむ」――――――――浮世の戀ゆふべ思にかきくれて眺むる空の雲幾重紅染めし夕榮の色いたづらに消果てゝ畫くは何の面影ぞ流るゝ光沈む影傾く齡手の中に嗚呼ひきとめむすべもがな...
土井晩翠 「天地有情」
...そんな場合には聖徒(セイント)の如く...
夏目漱石 「それから」
...そんな場合には聖徒(セイント)の如く...
夏目漱石 「それから」
...抜き放ちたる光の裏(うち)に遠吠ゆる狼を屠らしめたまえとありとあらゆるセイントに夜鴉の城主が祈念を凝(こら)したるも事実である...
夏目漱石 「幻影の盾」
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