...ズーズーという雑音(ざつおん)がはいるだけで...
海野十三 「超人間X号」
...シベリヤを」ちびた下駄をズーズーひきずっている女給仕に言った...
高見順 「如何なる星の下に」
...今日はズーズーしく構えて...
夏目漱石 「自転車日記」
...鼻を閉塞(へいそく)して口ばかりで呼吸の用を弁じているのはズーズーよりも見ともないと思う...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...ところでたまたま日本の緑茶が出ると先生はえらい音をたててズーズーと啜りこむ...
久生十蘭 「だいこん」
...「ズーズー……えらい音だな」とやりだす...
久生十蘭 「だいこん」
...車はズーズーズーズー往た...
正岡子規 「熊手と提灯」
...暗い森の間をズーズーズーズー過ぎた...
正岡子規 「熊手と提灯」
...ズーズーズーズー行く中に余りひどい音がしたので...
正岡子規 「熊手と提灯」
...それからまたズーズーズーズー行く中に急に明(あか)りがさしたから...
正岡子規 「熊手と提灯」
...ダダと下へおりて行ってズーズーと日光書院呼び出したが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
便利!手書き漢字入力検索