...焼きあがった後でパンは軽くスポンジのようであり味が良く長いあいだ保存できる...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...こんどは洗面台(せんめんだい)のスポンジがとんできた...
ハーバート・ジョージ・ウエルズ 海野十三訳 「透明人間」
...公園の中からいきなりスポンジ・ボールがとんで来て探偵の頭に強く当った...
海野十三 「暗号の役割」
...いつもはスポンジ・ボールの野球をやるのに...
海野十三 「○○獣」
...大きな大きな浴室用海綿(スポンジ)が取り出(いだ)される...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...スポンジがぬれてゆくようにふくれ上ってゆくものがあった...
中井正一 「実践について」
...よく聞くんだ! 不幸せで惨めな哀れな娘の心はそこを愛で満たすことに飢え切ったスポンジのようなものなんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...タオルのおおいをかけたスポンジの寝椅子が置いてある...
久生十蘭 「あなたも私も」
...厚いスポンジの層がサト子のからだをフンワリと受けとめ...
久生十蘭 「あなたも私も」
...スポンジの寝椅子に寝るときだけではなくて...
久生十蘭 「あなたも私も」
...スポンジケーキが...
古川緑波 「甘話休題」
...そのスポンジケーキの合間々々に在る姿が...
古川緑波 「甘話休題」
...『ロンドン カラカラ しなびたスポンジ 絶対的水不足! ロンドン 病原菌汚染 地下管から水源からドバーッ!』こんな踊る見出しがチェイス記者の短髪頭の中でくるくる回っていた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の川」
...スポンジソースは玉子一つへ砂糖を軽く一杯の割で黄身も白身も一緒に混ぜて湯煎にしながら玉子廻しで泡を立てたものです...
村井弦斎 「食道楽」
...スポンジ嬢が手鼓(てつづみ)をたたきながらついて行きます...
夢野久作 「お菓子の大舞踏会」
...「プーカプーカ、チョコレートプーカプーカ、ローリングミンツ、ワッフル、キャラメル、ウエファースドーナツ、スポンジ、ボンボンボン太鼓の響はボンボンボンピアノのひびきがローリングウエファースと歌い出すドロップドロップ踊り出すワッフルワッフルはやし立てキャラメルキャラメル笑い出す足どりおかしくチョコレートスポンジスポンジ飛び上るそこで五郎さんのポンポンがミンツミンツ痛み出す」五郎さんはもう死ぬ位苦しくなって、「苦しい苦しい、堪忍(かんにん)して頂戴...
夢野久作 「お菓子の大舞踏会」
...オレサマ以上に進化した奴は他にいないであろう」と安心して、自惚(うぬぼ)れ切った奴が、そうした得意時代の姿をソックリそのまま、スポンジ、貝類、魚、鳥、獣(けもの)という風に、それぞれの子孫に伝えて来るうちに……ドウダ……いつの間にか今日の通りの複雑多様、千変万化のありとあらゆる生物界を、諸君の眼の前に展開させて来たではないか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...今度は多量のスポンジと湯と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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