...次に風味のない砂糖菓子とスポンジ・ケーク(かすてら)に似たような菓子が運ばれた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...手だの足だの背中だのをゴムのスポンジで洗ってやる習慣がついたことです...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...スポンジデ背中ヲザット流スクライガ関ノ山デアル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...大きな大きな浴室用海綿(スポンジ)が取り出(いだ)される...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...スポンジがぬれてゆくようにふくれ上ってゆくものがあった...
中井正一 「実践について」
...よく聞くんだ! 不幸せで惨めな哀れな娘の心はそこを愛で満たすことに飢え切ったスポンジのようなものなんだ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...乾き切ったスポンジは僅かな感情をそこに落とすだけで...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...厚いスポンジの層がサト子のからだをフンワリと受けとめ...
久生十蘭 「あなたも私も」
...スポンジケーキが...
古川緑波 「甘話休題」
...そのスポンジケーキの合間々々に在る姿が...
古川緑波 「甘話休題」
...○スポンジ・ゼリーという菓子あり...
村井弦斎 「食道楽」
...それからテンピで一時間蒸焼にしてもあるいはお釜で蒸しても出来ますがこれへスポンジソースをかけて戴くとなお結構です...
村井弦斎 「食道楽」
...第四十三 米のスポンジゼリーも前の物に似ていますがお米の粉大匙二杯と牛乳二合と砂糖大匙四杯とをよく掻き廻しながら弱火(とろび)で四十分間ほど煮てゼラチン七枚を加えて火から卸します...
村井弦斎 「食道楽」
...スポンジソースにすれば玉子と砂糖を等分に混ぜて湯煎にしながら泡立ててカステラの原料のようにしたものです...
村井弦斎 「食道楽」
...前後左右から冷めたい石鹸(シャボン)とスポンジを押し付けながら...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...スポンジの世界と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...オレサマ以上に進化した奴は他にいないであろう」と安心して、自惚(うぬぼ)れ切った奴が、そうした得意時代の姿をソックリそのまま、スポンジ、貝類、魚、鳥、獣(けもの)という風に、それぞれの子孫に伝えて来るうちに……ドウダ……いつの間にか今日の通りの複雑多様、千変万化のありとあらゆる生物界を、諸君の眼の前に展開させて来たではないか...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...今度は多量のスポンジと湯と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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