...ジャズに合せて妙なステップを踏んでいた...
石川欣一 「可愛い山」
...荒涼たる砂漠や枯草のステップを行軍する...
梅崎春生 「狂い凧」
...大月氏は扉(ドア)を開けてステップの上へ立ち上ったまま中の巡査へ云った...
大阪圭吉 「白妖」
...いわば他人を悦服せしむるためにただそれだけのステップを踏んだというのに過ぎなかった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...テンポのおそい荘重なJAZZ――この滑稽な矛盾こそは現代の英吉利だ!――銅版画の古城からきこえてくるエイル・ブルウの舞踏(ステップ)...
谷譲次 「踊る地平線」
...ホップ・ステップ&ジャンプ...
谷譲次 「踊る地平線」
...次ので男が右へステップする...
谷譲次 「踊る地平線」
...ワン・ステップよ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...私の足は自然と活溌(かっぱつ)なステップを蹈み...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...ステップに足をおろすと...
壺井栄 「二十四の瞳」
...舞踊のステップの週期も同様であって...
寺田寅彦 「空想日録」
...いかにも教習所仕立らしい真面目(まじめ)なステップを踏んでいる...
徳田秋声 「仮装人物」
...」彼はステップを踏んで...
豊島与志雄 「道標」
...お客がステップにとりついた途端に...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...サン・ドミニック通」彼はステップを引き上げながら付け加えて言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...ファッション・ショウのステージでステップするときのような愛嬌は...
久生十蘭 「あなたも私も」
...ステップでも踏むような軽々とした足取りで囲爐裡の向う側まで逃げて行くと...
久生十蘭 「魔都」
...三ステップを叩いたが...
松濤明 「春の遠山入り」
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