...(それは少くともジヤアナリステイツクには困難を避ける為ではない...
芥川龍之介 「西方の人」
...たゞあなたにもう少しエゴイステイツクな点がありそしてもうホンの少し許(ばか)り人の悪い処があればあなたは無事にあの道を通れたのかもしれません...
伊藤野枝 「九州より」
...私も子供が出来てエゴイステイツクになつたと非難されて遠ざけられて居ります...
伊藤野枝 「書簡 山田邦子宛」
...人並以上にエゴイステイツクな谷が廿歳にも...
伊藤野枝 「惑ひ」
...どうも氣まぐれといふものは多少メフイステイツクなものであるらしい...
堀辰雄 「旅の繪」
...何かと見たらそれはイギリスの批評家のアンソニー・ウェストが『ニュー・ステイツマン』で四人の女流作家の書評をやって...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「ステイツ、ステイツ」という語のまざる兵士たちの私語を耳にしながら、だが信二はまだそんな事情は知らなかった...
山川方夫 「その一年」
...あまりエゴイステイツクすぎることにちがひなかつた...
横光利一 「悲しみの代價」
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