...三日目からは船の中に盛んにスティームが通り始めた...
有島武郎 「或る女」
...スティームの通って来るラディエターから...
有島武郎 「或る女」
...スティームで存分に暖まって来た船室の中の空気は息気(いき)苦しいほどだった...
有島武郎 「或る女」
...態々スティームを閉め切って...
石川欣一 「山を思う」
...スティームと人いきれで汚れた車内の空気が窓外の景色で洗われたように思われた...
板倉勝宣 「五色温泉スキー日記」
...簡素で小さいその部屋はスティームで十分暖かだつた...
犬養健 「朧夜」
...すぐスティームをとめ...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「オスカー・ブロズキー事件」
...でも屋内はスティームの煖房(だんぼう)がありますので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...スティームの釜の燃料などを運び入れる口から...
野村胡堂 「九つの鍵」
...ブリッジからあやつるスティームギーア(蒸気舵機(だき))の鎖と...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...スティームや電気でうごいていない...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...車室の中はスティームで暖かく...
宮澤賢治 「氷と後光」
...スティームが通らなくなったんですわ...
宮澤賢治 「氷と後光」
...間もなく電燈はさっと明るくなりスティームも通って來て...
宮澤賢治 「氷と後光」
...今この部屋のスティームの上に...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...本年の冬はいろんな大ビルがスティームなしになるかもしれない...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...今年の冬はどこもスティームなしですから予防会へ行って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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