...無関心なTのエゴイスティックな態度が忌々しくて堪らないのであった...
伊藤野枝 「転機」
...なるほど従来の再起的という言葉はいわゆるデテルミニスティックな意味での再起性を意味するものであるから...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...多くジャーナリスティックな特色を持っていることが事実である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...そこに表現される道徳意識が如何に実践の対象である外界のリアリティーから切り離された非リアリスティックなものかということが判ろう...
戸坂潤 「思想としての文学」
...文学や科学や其の他一般の諸文化がもつ表現としてのジャーナリスティックな性質が完全に忘れられて了い...
戸坂潤 「思想としての文学」
...併し例えばそういうアブソリュティスティックな事情に於ける民衆を以て...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その様式的特徴はリアリスティックな空想性にある...
戸坂潤 「読書法」
...マテリアリスティックなセンスを全く欠いている文化主義的リアリズムでは...
戸坂潤 「読書法」
...だが哲学がこの常識・ドクサの有つアナーキスティックな本質に注目することは...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...一般に凡ゆる時代の反リアリスティックな運動をも意味している...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...それにもかかわらず近代戦争は本質的にリアリスティックなものである...
三木清 「読書遍歴」
...と求める声に応じてその要求をとりあげるよりヒューマニスティックな文学論のようにさえうけとられたのであった...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第十一巻)」
...その思想の母体がブルジョアであるアナーキスティックな思想に止るであろうか――これは...
宮本百合子 「アンネット」
...ジャーナリスティックなユリの文筆活動ということを仰云いましたね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...所謂ジャーナリスティックな文筆との相違が益歴然として来る...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ジャーナリスティックであるなしも...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...国もドメスティックな人なので細君がいないと何となく悄気(しょげ)ていて気の毒よ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...スティックを持てなくなったドラマーの話が...
山川方夫 「その一年」
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