...そして消印(スタンプ)は今朝の五時から七時迄としてありますよ...
石川啄木 「葉書」
...切手の上に日付のスタンプを捺(お)して前の籠にポンと抛り込む...
高浜虚子 「丸の内」
...仏蘭西(フランス)の出国スタンプ...
谷譲次 「踊る地平線」
...兎に角我輩が早稲田鶴巻町にいる時分使に持たせてよこしたので郵便ではなかったからスタンプもない...
中里介山 「生前身後の事」
...スタンプには六月二十一日の消印が押されていた...
林芙美子 「帯広まで」
...スタンプ用の赤インクを...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...まさに本物の金の王冠スタンプが押され...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...王冠がスタンプだぞ」笑顔を引きつらせてユダヤ人が一個の石を掴み...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...スタンプの時間から判断すると...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...私は英字で『スタンプショップ』と書き...
宮地嘉六 「老残」
...然(しか)し私のスタンプショップもクリスマス前後が繁昌の絶頂だつた...
宮地嘉六 「老残」
...スタンプインキをつけておしたのではからだめである...
宮地嘉六 「老残」
...ロー石のスタンプにインクをつけてゴム印同様に習慣的にポンと叩(たゝ)きつけるのである...
宮地嘉六 「老残」
...ゴムのスタンプはできないのか……といふ意味が分つたのである...
宮地嘉六 「老残」
...それどころかマダム・デスタンプの名前さえ見出されない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...次の行にモンテーニュが名指しているフランソワ一世の愛人マダム・デスタンプの庇護を受けて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どんな大きな力が隠れているか……彼等が何故に砲兵工廠の「花スタンプ」附きの爆薬(ハッパ)を使っているか……なぞいう事を...
夢野久作 「爆弾太平記」
...絵ハガキや参詣者へのスタンプなどを備えている社務所風の家屋がある...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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